eMAXIS Slim全世界株式（オールカントリー）第7期運用報告書実質コストは0.094%、総経費率0.08％と問題ない内容です

シオイ（@shioi401shioi）です。
eMAXIS Slim全世界株式（オールカントリー）（以下、オールカントリー）の第7期運用報告書が公表されています。

月次レポートでのウォッチからベンチマークとの乖離も少なく安定しているので不安要素はありませんでしたが引き続き第7期運用報告書でも全く問題ない内容でした。

第7期の実質コストは0.094%でした

まずは実質コストから見ていきます。

受益者還元型信託報酬率もフルに適用され、昨年の新NISA口座獲得競争の熾烈な他社新規商品との激しいコスト競争により第6期の実質コスト0.131％を0.037ポイント下回りました。

そしてベンチマークとの乖離についても見ていきます。

月次レポートでもケチをつけることがありませんでしたが、第6期運用報告書でのベンチマークとの乖離は+0.2%とベンチマークを上回る結果となりました。

日本、外国、新興国のトータルで見れば差異はなく、その他要因で0.2%上回ったのですがベンチマークにしっかり追随できていると思います。

分配金は出ません。
留保益は信託財産に留保し、運用の基本方針に基づいて運用することになります。

純資産総額は順調に増えており、第7期運用報告書時点（2025年4月25日）で5兆3175.64億となっています。基準価額は、24,270円となりました。第6期と比較して1年で約2兆円純資産総額を積み上げているのは特筆すべき事項ですね。

2025年7月11日時点で純資産総額6兆6254.79億円と7兆円目指して突き進んでいます。

オールカントリーの総経費率は年率0.08％(第6期は年率0.11%)です。

インデックス投資ナイト2024で総経費率の見方についてはテーマとして扱われていましたが、この経費率には売買手数料が含まれていないため、より正確にだけどザックリで数字を掴むならば売買委託手数料：0.003%を加味した0.083%として見る方がいいのかもしれません。

オールカントリーの第7期運用報告書の内容は以下の通りでした。

純資産総額の積み上がりが物凄いスピードで、10兆円は一つの通過点になっていきそうなくらいの日本国内唯一無二の全世界株式クラスのファンドとしてこれからも存在感を発揮していきそうです。

他にも全世界株式クラスのインデックスファンドはありますが、仮に人にどれがいいと聞かれたらまずオールカントリー一択で紹介しちゃうと思います。

オールカントリーはこれ1本で全世界株式へ分散投資ができるとても便利な投資信託です。またつみたてNISAでもこれ1本買っておけば問題ない思います。

これから投資を始める、つみたてNISAを始めようと考えている方はオールカントリーをぜひ検討してみてください？

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