シオイ(@shioi401shioi)です。
6月下旬は入院していたため安静に努めており、気づけばインデックス投資2024の開催を迎えておりました。
現場の熱気を感じられないのは少々残念ですがオンラインで今年も興味深く話が聞けたことに運営員会の皆様には感謝です。
まずは2024年6月の資産状況を確認したいと思います。
2024年6月の資産状況について
2024年6月の資産状況は以下の通りです。なお生活防衛資金・現預金、株主優待目的の個別株については含んでいません。
上記資産のトータルリターンは以下の通りです。
期間 | トータルリターン | 前月比 |
保有中資産の全期間 | 55.92% | +9.02ポイント |
今のアセット・アロケーションでのリスク・リターンは以下の通りです。
項目 | 2024年6月 | 前月比 |
平均リターン | 10.3% | 変動なし |
リスク | 18.3% | 変動なし |
シャープレシオ | 0.56 | 変動なし |
上記は「わたしのインデックス」の「資産配分ツール」にて算出しています。
ちなみにリーマンショック(2008年8月~2009年2月の7か月)において上記アセット:アロケーションだとリターンは-50.4%です。
積立投資履歴(2024年6月時点)
2024年6月末時点での積立投資の履歴について見ていきます。
引き続き好調ですが、こんな時こそリスク許容度はちゃんと範囲内か確認しておきたいですね。
2024年7月6日(土)インデックス投資ナイト2024が開催されました
ついに2024年7月6日(土)インデックス投資ナイト2024が開催されました。2009年の第1回から数えて16回目、会場チケット140枚は完売と相変わらずの人気です。
昨年はオンラインでも参加できませんでしたが今年はオンラインで視聴できました。
どのコンテンツも興味深く聞いていたのですが、個人的に気になったところは2部、3部です。
2部:投信選びの新しい目安、投資信託に義務化される「総経費率」とは何か?信託報酬との違いと、残る課題とは?
登壇者
日本経済新聞社 編集委員 田村正之氏
イーノ・ジュンイチ(インデックス投資ナイト実行委員・ファンドの海)
- 総経費率には売買手数料は入らない。(運用会社のバスケット取引等コスト算出が難しいため)ザックリで見るなら総経費率+1万口当たりの売買手数料率が参考
- 最終的には基準価額を見るべき(基準価額の1年間くらいの成績を比較することがトータルのコストを比較することになる)
3部 30年後もインデックス投資で勝てるのか? -長期投資を続ける秘策と落とし穴について大討論!
登壇者
カン・チュンド氏(司会、投資信託クリニック代表)
中野晴啓氏(なかのアセットマネジメント代表取締役社長 最高投資責任者(CIO) )
高井宏章氏(元日経新聞記者、経済コラムニスト・YouTuber)
たぱぞう氏(投資ブロガー、YouTuber)
- 暴落時の心構えについて
投資行動を変えないこと、胆力こそが勝敗を分ける。また中野の7か条:最後は「将来の楽観」、これを持っている人は強い(中野さん)
投資枠の中で現金も積み立てている。(貯金とは別に)→暴落時に使う予定(高井さん) - 30年後、どこの地域にどんなスタイルで投資を考えるか?
どうころんでもいいようにしておくのがいいのではなか?30年後に世界が今よりも良くなっていると思うのであれば投資すればいい(高井さん)
米国株と仮想通貨。仮想通貨は中立性、流動性が信任されてきている。日本は税制含め出遅れてしまっている(たぱぞうさん)
仮想通貨には共感。今後、アメリカ優位が続くかは疑問。逆に日本が大転換の転機となるかもしれない(中野さん)
各テーマとも持ち時間内では終わらず語りたい内容が盛りだくさんでした。特に第3部では中野さんを始めとして長期投資に関してそれぞれの立場から色々意見が飛び交っていてまだまだ話を聞いていたいくらいでした。
インデックス投資というある意味では単調な投資ではあるのにもう16回も続いているという運営委員会の皆さんの毎年のアイデアに脱帽しつつ、来年はどんな話が聞けるのかもう楽しみな自分がいます。
今年も本当に運営委員会の皆様、素晴らしい機会をありがとうございました。
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初めて資産運用・インデックス投資をやろうと思っている人向けの基本知識、インデックス投資の始め方をまとめています。
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