引っ込み思案の皆さん、その努力間違ってるかもしれません │ 「内向型を強みにする」を読んでみました。

内気 書評
LuidmilaKot / Pixabay
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シオイ(@shioi401shioi)です。

昔からかなりの引っ込み思案で、自分一人の時間を過ごすことが何より大切でした。

Twitterでこの本の呟きをみて、かなり気になったので早速Kindleで読んでみました。

読んだ感想としては、自分はやっぱり内向型だったということ過去に自分を変えていきたいと思ってやってきたことは外向型になろうとしているようなもので内向型の自分に合ったやり方ではなかったということを再認識出来ました。

本書は、もっと内向型の自分への理解を深めて、自分に合った過ごし方、エネルギーの使い方を教えてくれます。

正直もっと若い時にこの本に出会っていたら良かったのにと思ってしまいました。

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内向型と外向型はどこが違うのか?

そもそも内向型と外向型の違いはどこにあるのでしょうか?

本書ではその主な違いをエネルギーの充電方法に例えて紹介しています。

外向型のエネルギーの充電について
外向型は外の世界からエネルギ ーを得る 。彼らのほとんどは 、人と話したり 、外のさまざまな活動に参加したり 、人や活動や物に囲まれて働くことを好む 。外向型に対する一般的な認識に反し 、彼らが内向型より社交的 、もしくは 、活発であるとはかぎらないが 、その目は自分の外へ向けられている 。外向型の人はエネルギ ーを惜しげもなく使い 、むしろペ ースを落とすのに苦労する 。彼らは外での活動によって 、たやすくリフレッシュすることができる 。

内向型のエネルギーの充電について
内向型の人は 、なかの世界から 、つまり 、アイデアや感情やイメ ージからエネルギ ーを得る 。内向型に対するわたしたちの固定観念に反し 、彼らは必ずしも無口であったり 、殻にこもっていたりするわけではない 。ただし 、その興味は自らの頭のなかへ向けられている 。内向型には 、物事をじっくり考え 、自分を充電するための静かな場所が必要だ 。

自分も過去から気付けば一人で過ごす時間が必要でした。子供が出来て、家族で過ごしていると時折息苦しくなってしまい、どうしても一人の時間が欲しくなってしまうのです。

我が子と一緒にいたいけど、ずっと一緒に過ごしてるとエネルギーが切れて疲れを感じてしまうことがありました。子供の事が嫌いな訳じゃないのに、一人の時間も優先したい時があるのです。

本書を読むまでは一人の時間を過ごすことを家族に申し訳ないと思っていたのですが、家族とより楽しく過ごすために必要なエネルギーの充電と思ってエネルギー切れを感じてきたら少し一人の時間を持ってエネルギー充電をするようにしています。

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外向型の人に適した社会の中で内向型の人が快適に過ごしていくためには?

著者は、世界の75%は外向型で出来ていると述べています。

「内向型の人は 、外向型の人三名に対し約一名 、と数において劣っている 。結果として 、彼らは特別な世渡り術を編み出す必要に迫られる 。というのも彼らには 、自らを変え 、世間の人々と同じに振る舞うよう相当な圧力がかかってくるからだ 。内向型の人は 、毎日 、ほぼ目覚めた瞬間から 、外界に反応し 、順応するよう強制されているのだ 」

そんな世界だからこそ内向型の人は自分の特性をよく理解して、自分の価値を認めてあげる必要があるのです。
無理に適応しようとか、自分を変える必要はないんです。

自分に合ったやりかたで 〝能力を誇示する 〟ことを忘れてはいけない 。結局のところ 、あなたにはその貴重な働きにより 、評価され 、感謝される資格があるのだ 。どんな組織も内向型人間なしにはやっていけない 。本人たちが気づいているとはかぎらないが 、外向型の人々にはわたしたちが必要なのだ 。そのことを彼らに教えよう 。

 

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まとめ

いま自分は引っ込み思案でもう少し社交的になりたいと思って努力をしている、又はしようとしている方に、間違った努力をしているかもしれませよと声を大にして言いたいです。

本書には内向型タイプか判断する設問もあります。
変わろうとする努力は大切な事ですが、まずは自分が外向型なのか内向型なのか知ってからタイプにあった努力をした方がいいと思います。

シオイは、外向型に憧れて何とか外向型タイプになれないか20代の頃は自己啓発本やカウンセリング等を受けてみましたがなかなか成果は出ませんでした。

これからは自分が内向型だという自己理解を深めて、それに合ったやり方でアピールしたり、過ごしていくことをやっていきたいと思っています。

その第一歩として、自分のエネルギーの使い方と減ってきたと感じたら枯渇して疲弊する前にチャージする事を心がけて過ごしていきたいと思います。

外向型に適した社会の中で少数派の内向型が過ごしていくには色々とテクニックが必要です。少しでも自分が内向型かもと思ったらすぐに本書を読んでみることをオススメします。

早ければ早いに越したことはありませんが、内向型の自分について自己理解を深められれば、それまで過ごしにくいと思っていた世界を過ごしやすく変えていくことが可能になります。

 

 

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