シオイ(@shioi401shioi)です。
もうじき9月も終わり、今年も残り3ヶ月となります。
株式相場は上がったり下がったりを繰り返し、年初に思っていた大きな下落はやってこなさそうに思ってしまいそうな情勢ですね。
2019年残り3ヶ月で大きく相場は変動するのか分かりませんが、そうなっても動揺しないよう準備をしておきましょう。
さて2019年9月のiDeCoの掛金拠出が行われました。
シオイはiDeCoを楽天証券で利用しています。
楽天証券は口座開設手数料、口座管理手数料が無料となっています。
※国民年金基金連合会および事務委託先金融機関(信託銀行)が設定する管理手数料として、月額167円(税込)が別途かかります。
iDeCoの積立商品は?
シオイがiDeCoで選択した商品はFund of Year 2018の第9位の投信です.。
ファンドの管理費用(信託報酬含む):0.2196%(税込) 実質コスト:0.307%
iDeCo以外で購入しているリスク資産を含めてアセットアロケーションを考えていますが、iDeCoのような運用益が非課税になる制度では期待リターンの高い資産へ配分し、非課税メリットを享受したいと思います。
先月の拠出金の状況は?
8月26日に銀行口座から引き落とされた拠出金は、JIS&Tや楽天証券のページに9月中旬に買い付け後のデータが反映されました。
※2019年9月25日時点の状況です。
9月は評価損益:7,729円のプラスとなりました。
2019年の年金財政検証が公表されました。
2019年『財政検証結果』レポートが、2019年8月27日に開催された、第9回社会保障審議会年金部会において公表されました。
各種資料は、厚生労働省の以下資料をご覧ください。
前回の2014年の財政検証結果レポートから大きく変わったところはなく、経済状況によるシナリオによる所得代替率(現役世代の収入に対してどれぐらいの比率で年金が給付できるかを表す指標)についても引き続き楽観視はできない結果となっています。
出典:厚生労働省 2019(令和元)年財政検証の資料 2019年(令和元)年財政検証結果のポイント
シナリオⅠ~Ⅲまでは所得代替率は50%を維持を見込み、シナリオⅣ~Ⅵでは50%を割り込んでしまう見通しです。
シナリオⅥでは完全賦課方式に移行した場合の給付水準として35~37%程度と厳しいものになっています。
これだけ見てしまうと年金で支給される額はかなり少なくなってしまう印象を受けますが、必要以上に不安になる必要はないことを日経電子版のマネー研究所n2019年9月15日に掲載されている以下記事で説明されています。
記事の文章を引用すると
「現役世代と比べた受給世代の暮らし向きを知るには所得代替率が適する。「相対的な貧しさは拡大」が答えだ。一方、受給者の年金の購買力は金額の方をみるべきだ。「財政検証の結果、年金の購買力は代替率ほど大きく減らず、老後をある程度きちんと支え続けることを示す」
出典 2019年9月15日 日経電子版マネー研究所
年金「大幅減」に潜む誤解 実質額、代替率ほど減らず 老後のお金 財政検証(下)
所得代替率の大幅低下するシナリオでも実は年金額でみると下げ幅は少ないことがわかります。
ただし下げ幅が少なくても豊かな老後を送るため年金だけに頼るだけでは足りないことは過去の財政検証結果からも明らかです。
いつまでも老後生活を国に依存するのではなくそれぞれが自分の将来の年金額を把握し、それに対して幾ら不足しそうなのかを冷静に判断し準備をしていくことが当たり前となる時代に突入しています。
岡本和久さんが「お金と心」でも述べている以下フレーズを心に刻み、iDeCoやつみたてNISAをしっかりと活用して将来の自分を支えられる準備を多くの人ができるようになることを願うばかりです。
「現在の給料は今の生活費と老後の生活費の両方である。将来の自分は今の自分が支えること」
「お金と心」については以下記事もご覧ください。
先月(2019年8月)の掛金拠出状況はこちらの記事をご覧ください。
シオイがidecoに申し込んだ理由・証券会社の選定理由・ideco手続きについては以下記事をご覧ください。
日本経済新聞社編集委員の田村正之さんが出された「人生100年時代の年金戦略」は年金について知っておくべき内容が網羅されている良書です。ぜひ一読しておくべきです!
idecoで積立てている楽天・全世界株式インデックス・ファンドについては以下記事もご覧ください。
安易に始める前にぜひ一読して最低限の知識を身につけてから投資をスタートしてみませんか?
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