シオイ(@shioi401shioi)です。
全世界株式クラスでは2019年7月にたわらノーロード全世界株式が同クラス最安値の信託報酬0.1296%で参入し、すぐさまあのお方ことeMAXIS Slimが全世界株式クラス3本の信託報酬を追随して引き下げたことが記憶に新しいと思います。
これで一息つくと思いきや米国株式に続いてSBIさんがやってくれました。
SBIアセットマネジメントがSBI・全世界株式インデックス・ファンド/愛称:雪だるま(全世界株式)の信託報酬を2019年9月26日に引き下げます!
しかも全世界株式の中で最安値となる信託報酬年率0.1090%(税込)です。
いつも最速で情報を提供しているしんたろうさん(しんたろうのお金の話)の記事で知りました。
これはきっとあのお方も黙っている訳はないと思いますが、まずはSBI・全世界株式インデックス・ファンドについて見ていきたいと思います。
SBI・全世界株式インデックス・ファンドとは?
本商品は、FTSE グローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目標として運用する投資信託です。
マザーファンドが以下3つのETFへ投資対象として運用します。
銘柄 | 経費率 | 構成比 |
---|---|---|
シュワブ U.S. ブロード マーケット ETF | 0.03% | 55% |
SPDR ポートフォリオ・ディベロップド・ワールド(除く米国) ETF | 0.04% | 35% |
SPDR ポートフォリオ・エマージングマーケッツ ETF | 0.11% | 10% |
引き下げ後の信託報酬について
2019年9月26日から引下げとなる信託報酬について見ていきます。
出典 SBIアセットマネジメント プレスリリース
運用管理費用(信託報酬)の引き下げについてSBI・全世界株式インデックス・ファンド/愛称:雪だるま(全世界株式)
全世界株式クラスのインデックス投信のコストもついに0.1%台とETFのVT(経費率0.09%)に迫ってきました。
配当無くても気にしない方は無理して海外ETFを買い付けなくてもいい環境ですね。
最安値が更新されたのであの方(eMAXIS Slim)の動向に注目!
全世界株式クラスのインデックスファンドといえば楽天・全世界株式・インデックスファンド、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の2強でしたが、ここにSBI・全世界株式インデックス・ファンドが最安値の信託報酬を引っ提げて新たに加わります。
全世界株式3強の信託報酬を比較すると以下の通りです。
ファンド | ベンチマーク | 信託報酬(税込) | 純資産総額 |
---|---|---|---|
SBI・全世界株式インデックス・ファンド | FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース) | 0.1090% | 32.53億円 |
楽天・全世界株式・インデックスファンド | 0.2196% | 258.26億円 | |
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース) | 0.1296% | 66.3億円 |
※上記信託報酬は消費税率8%で算出した金額です。
※純資産総額は2019年9月6日時点での数字となります。
SBI・全世界株式インデックス・ファンドのコスト安さが際立っています。
ですが純資産総額でみるとまだまだ楽天・全世界株式・インデックスファンドの一人勝ちの状況です。
そしてあのお方(eMAXIS Slim)も黙ってはいないでしょう。
きっとSBI・全世界株式インデックス・ファンドの最安値に追随してくるはずです。
SBI・全世界株式インデックス・ファンドとeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)が最安値となった時に楽天が倍以上のコストのままでその地位を守ることができるのか…、そこはさすがに難しいのではないかと思っています。
今後、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)が最安値に追随してSBI・全世界株式インデックス・ファンドとともにコスト最安値の支持を得て勢いを増していくのか、楽天・全世界株式・インデックスファンドもコスト引下げで対抗していくのか、今後の動向が気になります!
楽天・全世界株式・インデックスファンド、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)については以下記事もご覧ください。
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