シオイ(@shioi401shioi)です。
SBI証券もここ最近の楽天証券の攻勢に一矢報いる手を打ち出してきました。
それがiDeCo(個人型確定拠出年金)の新しいプラン「セレクトプラン」です!!
何が凄いって、低コストインデックス投信を一通り取り揃えて且つアクティブ投信にもひふみ年金やセゾン投信も加わっているんです。
「低コスト」と「多様性」、その名に恥じぬ最強プランをご紹介します。
iDeCo(個人型確定拠出年金)のセレクトプランとは
今回SBI証券が2018年11月1日から提供するのは、iDeCo(個人型確定拠出年金)のセレクトプランです。
「低コスト」と「多様性」にこだわりぬいた34商品を提供します。
SBI証券からのプレスリリースはこちらをご覧ください。
ちなみにこれまで提供しているプランはオリジナルプラン(35商品を提供)になります。
セレクトプランで提供される商品について
全34商品がラインナップされていますが、その中でも注目すべき商品を抜粋してみました。
注目すべきは、三菱UFJ国際投信のeMAXIS Slimシリーズがインデックスの全カテゴリに選ばれています。
先日の三菱UFJ国際投信のブロガーミーティングで言われていたようにブロガーからの要望・問い合わせを反映してのランクインです。
三菱UFJ国際投信のブロガーミーティングの様子はこちらの記事をご覧ください。
更に国内株式、先進国株式ではニッセイアセットマネジメントの<購入・換金手数料なし>シリーズが対抗馬として選ばれておりどちらを選択するのか悩ましいところです。
またアクティブではセゾン投信の商品も取り揃えられており、「低コスト」と「多様性」を反映した商品構成です。
iDeCoもすぐにセレクトプランへ乗り換えるべきか?
まずこれからiDeCoを始めようと考えている方は11月まで待ってSBI証券のセレクトプランを申し込んだ方がいいと思います。
悩ましいのがSBI証券ですでにオリジナルプランを利用されている方、シオイのように他証券会社でiDeCoを行っている人です。
オリジナルプランを利用している方は変更手数料は無料で切り替えができます。ですが切り替えには他証券会社から切り替える人と同様に一旦積立てている資産を現金化して資産の移換を行います。
その移換には2~3ヶ月程度時間を必要とするようです。またその期間中は積立ても出来ない点も注意すべき事項です。
セレクトプランへの切り替えを考えている方は、移換の時間とその期間中積立はできない点を考慮してどうするべきかを考える必要があります。
切り替えを考えるうえで大切なもう一つのポイント
これは他証券会社でiDeCoを行っている方が上記に加えて考える必要がある点なのですが、それは出口での取り崩し方です。
SBI証券のiDeCoでは、一時金方式か年金方式のどちらかしか選択できません。
シオイが利用している楽天証券では、一時金方式、年金方式、一時金・年金の併用を3パターン選択することができます。
iDeCoは非課税枠ではなく、税金を繰り延べているだけです。なので出口で上手く取り崩さないと余計な税金を支払いかねません。
今後、SBI証券が出口の取り崩し方法についても併用方式を追加する可能性はゼロではありませんが低コストと取り崩し方の柔軟性を天秤にかけて判断する必要もあります。
当面は楽天証券でiDeCoを利用します
それではシオイはどうするのか?ということですが、当面は楽天証券でiDeCoは継続していきます。
その理由は以下3点です。
①楽天・全世界株式・インデックスファンドで積み立てたい。
②出口の取り崩し方を柔軟に対応できるようにしておきたい。
③セレクトプラン開始当初は申し込みが殺到して、移換もいつも以上に時間がかかってしまい積立て期間を逸してしまう可能性がある。
iDeCoを取り扱う証券会社の中で一歩リードすることになりましたが、出口対応の柔軟性の無さが残っているため最強のiDeCo証券会社とまでは言えません。
ですが取り揃えているインデックスファンドは超一流の低コスト投信揃いです。
これからiDeCoを考えている方には迷わずおススメできるプランだと思います。
乗り換えを考えているかたは資産の移換期間や出口対応についてよくよく考えたうえで残るべきか乗り換えるべきか判断された方がいいと思います。
シオイがつみたてNISAで利用しているSBI証券はこちらから口座開設を申し込めます。
シオイがidecoに申し込んだ理由・証券会社の選定理由・ideco手続きについては以下記事をご覧ください。
初めて資産運用・インデックス投資をやろうと思っている人向けの基本知識、インデックス投資の始め方をまとめています。
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