三菱UFJ国際投信の第2回ブロガーミーティングに参加してきました!

三菱UFJ国際投信_第2回ブロガーミーティング 資産運用
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・ブロガーミーティング参加者の記事を追加しました。
シオイ(@shioi401shioi)です。

今回はeMaxisシリーズを設定している三菱UFJ国際投信さんのブロガーミーティングに参加してきました。

今回のブロガーミーティングは以下構成となります。

  1. プレゼンテーション「NISA(一般・つみたて)及び三菱UFJ国際投信インデックス・ファンドの状況について」
  2. 三菱UFJ国際投信社員によるディスカッション「eMAXIS Neoシリーズの設定について」
  3. カン・チュンドさんと三菱UFJ国際投信 代田常務との対談「貯蓄感覚でのつみたて投資について」
  4. 意見交換会・Q&A
  5. 懇親会

ということで有楽町にある三菱UFJ国際投信へ行ってきました。

到着後、まい泉のお弁当を用意して貰っており開始までに食べてしまいました。

お弁当の上の袋は関西方面で有名なツマガリにお菓子の詰め合わせです。当日は全く気が付かず一つ持ち帰って奥さんにあげたところ知りました。

たいした食レポもできず、食べかけの写真ですいません。
軽食

当日は寝違えたのか昼から急に首が痛み出し、あまり首がまわらない中での参加でしたが、新たな気づきが得られた貴重な機会となりました。

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プレゼンテーション「NISA(一般・つみたて)及び三菱UFJ国際投信インデックス・ファンドの状況について」

三菱UFJ国際投信の前川さんによる「NISA(一般・つみたて)及び三菱UFJ国際投信インデックス・ファンドの状況について」のプレゼンテーションからスタートです。

以下資料をもとにNISA(一般・つみたて)及び三菱UFJ国際投信インデックス・ファンドの状況について説明を受けました。

  1. ノーロード・インデックスファンド・シリーズの足下の状況
  2. 「つみたてNISA」1万人認知度調査(2018年8月調査)
  3. NISA(一般・つみたて)の状況

ノーロード・インデックスファンドシリーズは、三菱UFJ国際投信のeMAXISシリーズだけでなく他社のノーロード・インデックスファンド商品も含めて集計したデータになります。

ノーロード・インデックスファンド・シリーズの2018年8月までの残高状況が以下の通りです。

ノーロードインデックスファンドの残高状況

全体で約1兆500億円程度の残高が積みあがっており、そのうちの3割程度が三菱UFJ国際投信の商品がシェアを占めています。

そしてどのような商品が購入されているのかがこちらの資料になります。

ノーロードインデックスファンドの累計資金流入状況

2018年1月~8月までの集計になりますが、先進国株式(全世界、米国等を含む)が半数を占めています。米国株式のシェアも16%と昨今の米国株投資の人気を伺わせる状況となっています。

「つみたてNISA」1万人認知度調査からは、少し前まではつみたてNISAの認知度があがると投資信託の認知度が下がるという相反する動きをしていたのが金融庁を中心としたプロモーション活動の効果がでてきてつみたてNISA・投資信託ともに認知度が上昇する傾向になってきています。

つみたてNISA・投資信託の認知度推移

ただまだ6,7割の人にはつみたてNISAも投資信託も認知されていないという現状が残念です。多くの人に知ってもらえるよう微力ながら情報発信を続けていきたいと感じる結果でした。

また興味深かったのが都道府県によってつみたてNISAの認知度に大きくバラツキがあったことです。

つみたてNISA・投資信託の認知度の関係

やはり東京がもっとも認知度が高く、一番低い県と比較すると倍近く差が出ています。

金融庁がつみップを全国で開催していますが、大きなイベント事は東京を中心とした大都市圏での開催となってしまうため認知度のバラツキはやむを得ないところでしょうか?

まだまだ投資信託もつみたてNISAも認知度を高める伸びしろはあるので、今後も啓蒙活動を継続して多くの人にしってもらうための努力が必要な状況です。

NISA(一般・つみたて)の状況の参考資料ですが、ネット証券5社の口座数推移がまとめられています。

ネット証券5社の口座数推移

2018年は6月までの状況になりますが、楽天証券・SBI証券のネット証券上位2社が口座数をけん引しています。

楽天証券でいえば楽天カードのポイント決済、SBI証券はidecoのセレクトプランを打ち出しているので上位2社の口座数の増加率はさらに伸びていると思われます。

またSBI証券が11月から始めるidecoのセレクトプランにeMAXISシリーズがラインナップされたのはブロガーや問い合わせの声を反映してとの事だそうです。

全てが必ず実現する訳ではありませんが、要望は声にして繰り返し伝えること大切だと思います。

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三菱UFJ国際投信社員によるディスカッション「eMAXIS Neoシリーズの設定について」

続いてeMAXIS Neoシリーズに設定について三菱UFJ国際投信社員によるディスカッションです。

eMAXIS Neoシリーズは米国上場企業が組み入れ対象となり、テーマに該当する銘柄の選定はAIが行うことで廉価なコストでの運用を実現しています。

細かい点までは理解しきれず、またテーマ型投資信託と聞いてしまうとダメな商品という印象が強くて、シオイは敬遠してました。

この後セッションで代田常務の話を聞いて少し印象が変わりました。
実は外国株式でテーマ型のアクティブ運用に多額資金を集めている実態がある。
それならばパッシブ運用で廉価なコストでやってみればいいのではないか。

これまでのテーマ型投信とも一線を画した挑戦的な投資信託であること理解はしたものの、購入するかと言われればシオイ個人の答えはNOです。

廉価なコストではあるものの信託報酬で0.7~0.8%程度かかるのとボラティリティが激しい点で手は出せないと考えています。

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カン・チュンドさんと三菱UFJ国際投信 代田常務との対談「貯蓄感覚でのつみたて投資について」と意見交換会・Q&A

続いてはカン・チュンドさんと三菱UFJ国際投信 代田常務との対談です。

一時期Twitter界隈で物議を醸しだした「貯蓄感覚で投資をやるのはどうなのか」がテーマです。

シオイ個人の考えとしては、最低限の知識は持った前提で貯蓄感覚で投資を行うべきと考えています。

それは知識なしに貯蓄感覚が先行してしまうと「元本割れを起こした際に慌てふためいて狼狽売りをして損をしたまま市場から退場する」という一番残念な結果になりかねないと思っているからです。

カンさんはどのように考えているのか、非常に参考になる言葉が多数ありましたので紹介します。

カンさんがコンサル通して出会った人の中でなかなか投資をスタートできない人が多数だった。
始めてみることが大事なので、「貯蓄感覚」という言葉で自分をだまして始めないと始められない。

そして始めるのは「積立であるべき」
小さく始めて続けていけるし、小さく始めているからこそ大きく失敗することもない。また途中退場する道が残されている。

積立投資は、「投資元本が積みあがるプロセス」と「投資に対して成熟するプロセス」がパラレルで進行していくことが重要である。

対談から質疑応答になだれ込んでいきました。質疑応答の中で気になったものついて紹介します。

・運用会社等が保有している株の株主優待はどのように対応しているのか?

換金可能なものは金券ショップ等の業者を集めて競売にかけて換金してファンドに還元している。
ただ多くの株主優待は一定の株数以上は頭打ちのため基準価格が1円程度かわるほどのインパクトはない。

全世界株式についてどう考えているのか?

全世界株式(日本除く)はあるが、日本を含んだ全世界株式については色々と検討中。
どの指数にするかはさて置き、考えるならオールカントリー指数で考える。

直販はいつ頃開始するのか?カード決済のようなことも考えているのか?

直販は準備中で、上手くいけば年内にリリースできるかもしれない。
後発なのでカード決済も考えていかなければならないが、今時点では何とも言えない。

代田常務から「トラッキングエラーとトータルリターンであればどちらを優先したいか」参加者に逆に質問がでました。こちらは正解があるものでもなく悩ましい命題だと思います。

細かい点は理解が追いつきませんでしたがインデックス運用はキャッシュフローの出方次第でとるべき戦略が様々であり単純なものではないという点が印象的でした。

売却のタイミング等テクニック的な点も参考になりましたが、積立てた資産の取り崩しは定率で考えていくのが良さそうです。

気づけばあっという間に1時間半のブロガーミーティングが終了となりました。

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懇親会

ブロガーミーティング終了後は、三菱UFJ国際投信社員の方たちとの懇親会です。

お菓子等の軽食とノンアルコールでの懇親会で、久々にカンさんと話をさせてもらいました。

そしてTwitter上で絡んでもらっている方・そうでない方とも楽しく過ごせて1時間なんてあっという間に過ぎてしまいます。

そんな中、三菱UFJ国際投信のMさんに2点ほど質問をさせてもらいました。

eMAXIS slimの先進国株式の信託報酬がTOPIXや国内株式よりも安いのはなぜ?

eMAXIS slimシリーズのコンセプトは「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」
このコンセプトに従って、信託報酬を下げて行ったらTOPIXや国内株式よりも安くなってしまった。

eMAXIS slimシリーズの実質コストは乖離が少ないことで有名だがなぜ少なく抑えられるのか?

マザーファンドの規模が大きいということも1つの要因。
売買コスト等については既存のマザーファンドを利用している他ファンドや機関投資家が負担している。
本音を言えば購入時手数料や解約時の信託財産留保額といったコストを負担してもらいたいところだが、販売時にややこしくなってしまうこともあり0%にしている。

※立話でシオイの記憶の中で書き起こしているため違う点があるかもしれませんが、悪しからず。

投資におけるコストは徹底的に削減すべきという考えは変わりませんが、低コストなeMAXIS slimを享受できているその裏で誰かがコスト負担をしているといった点について非常に悩ましい問題です。

楽天VTの実質コストの高さも新規設定のマザーファンドであるが故にコスト負担がファンド保有者に直接跳ね返ってしまっているということなのかもしれません。

これが本来のコスト負担の姿なのかも知れません。

誰かに負担してもらうことなく低コストで運用がされるファンドが出てきて欲しいと願います。

規模を考えると投信をする層が更に増えて運用規模が大きくならないことには現状が変わることは難しいのではないかと感じました。

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おまけ

今回、カンさんからは運用会社の社内見学ツアーを提案されたそうです。

確かにどんな職場でどんな人がファンド設定しているのかという点は非常に気になるところです。

三菱UFJ国際投信さんには次回以降のブロガーミーティングの企画としてぜひ実現してもらいたいです!

そして日本を含む全世界株式についても商品化をお願いしたいです!!

 

他の参加者の方のレポートもあがっています。

私の記事でも紹介できていない点、別の切り口等とても参考になりますのでぜひご覧ください。

青井ノボルさん(インデックス投資で長期縦走へ

三菱UFJ国際投信の第2回ブロガーミーティングに参加

Wakabaさん(Eリタイア☆ときどき運用

三菱UFJ国際投信の第2回ブロガーミーティング参加

にこいちさん(ニコ&イチの生活

三菱UFJ投信第2回ブロガー・ミーティングに参加しました(その1)

三菱UFJ投信第2回ブロガーミーティングに参加しました(その2)

garboflashさん(関東在住福岡人のまったり投資日記

三菱UFJ国際投信のブロガー・ミーティングに参加してきました

柴崎シュンスケさん(インデックス投資で長期航海

第2回三菱UFJ国際投信 ブロガー・ミーティングに参加 株主優待、全世界株式、直販、気になる話題が満載

Sayasayanさん(Sayasayanのぼちぼち投資日記

【イベントレポート】第2回三菱UFJ国際投信ブロガーミーティング

NightWalkerさん(NightWalker’s Investment Blog

三菱UFJ国際投信 第2回ブロガー・ミーティングに参加してきました。

虫とり小僧さん(いつか子供に伝えたいお金の話

eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)新商品登場の予感… #MUAMブロガーミーティング に参加しました

みらいさん(東北投信

【三菱UFJ国際投信ブロガーミーティング】「貯金感覚」でのつみたて投資について(代田様・カン様対談)【書き起こし】

ソロトナさん(消費して、浪費して。投資しよ。

★三菱UFJ国際投信の第2回ブロガー・ミーティング★に参加。その1

もことんさん(もことんのインデックス投資と節約術

三菱UFJ国際投信主催の第2回ブロガーミーティングに参加してきました。

 

同じタイミングでバンガードのブロガー交流会にも参加しています。こちらの記事もぜひご覧ください。

バンガード・インベストメンツ・ジャパンのブロガー交流会(2回目)に参加しました。
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これから投資を始めてみようかなと思った方は、ぜひ以下記事もご覧ください。

基本的な資産形成の知識を身につけることが出来ます。

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お気楽インデックス投資ジャーニー

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