シオイ(@shioi401shioi)です。
今年のGWは久々に人の移動が活発化して、コロナ前を思い出させる賑わいでしたね。一方で大きな地震も発生しており、いつも言われているそろそろ来てもおかしくない大地震を思い出させることにもなりました。
災害に対する備えは備蓄品含め定期的に棚卸が必要になりますが、積立投資についていえば最初にしっかり考えて仕組化しておけばあとは放置しておいて特に問題ないところがいいところです。
それでは2023年4月の月次レポートが公表されましたので、こちらを確認してみたいと思います。
基準価額および純資産総額の推移について
まずは基準価額と純資産総額です。
4月の基準価額は3月から396円プラスとなり、純資産総額はついに10,158.59億円と1兆円を突破しました!!
2023年5月12日時点の純資産総額は10,469.91億円と順調に積み上がっており、1兆円到達してもあくまで通過点です。
基準価額は17,474円(+396円)となりました。
※2023年5月12日時点で17,549円です。
ベンチマークとの乖離について
そして4月の騰落率ですが設定来のベンチマークから+0.5ポイント上振れしています。
また各マザーファンドの騰落率は以下の通りです。
安定感のある運用で心配なしです。
資産構成について
資産構成は以下の通りです。前月と大きな変化はありません。
組入地域ではアメリカが5割超を占めています。
組入上位10業種と10銘柄は以下の通りです。
若干ですが比率に動きはありますが全体的に誤差の範囲内です。
銘柄も変動は若干ありますが、アメリカ企業が上位を独占しています。
分配金について
2023年4月25日に第5期決算を迎えていますが、予定通り分配金は0円です。
つみたてNISAでの保有状況について
5月12日現在のつみたてNISAでの損益状況は以下の通りです。
損益率25.00%と引き続きまずまずの状況です。
まとめ
2024年からの新しいNISAに向けて各運用会社が新たなラインナップを揃えてきたり、個別株ではNTTが25分割して1単元取得するので数万円程度にする動きが活発化しています。
何が正解なのかは個々人のおかれている環境次第なので色々な戦略があるかと思います。その中でも比較的多くの人にとってベターな選択肢はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を時間をかけて積立投資していくことになるのではないかと思っています。(知名度、純資産総額からもその役目を担うのにふさわしいファンドになったと感じています)
繰り返し記載しているのですが低コストでこの1本で全世界へ投資できることは、各人にとってのコア投資の基盤を作るうえでベターな選択肢(ほぼファイナルアンサー)だと思っています。
信託報酬も最低水準となり、各資産クラスを自作して全世界株式を実現するよりも本ファンド1本の方が低コストというファンドです。
アセットアロケーションを全世界株式の時価総額加重平均のウエイトで納得できて、さらに全世界株式クラス最安値に信託報酬を追従してくるのであれば本ファンド一択で問題ないと思います。
シオイは、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をSBI証券で三井住友カードによる積立投資をしています。
全世界株式へこれ1本でシンプルに投資ができ、これからつみたてNISAを始める方に文句なしにおススメできる商品です。
特に投資にそれほど興味関心はないけれど資産運用はそこそこにしたいという方にとって現金:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)=5:5で保有するカウチポテトポートフォリオはアリだと思っています。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)に関してはこちらの記事もご覧ください。
資産運用の基本を知りたい、書籍で学びたい方はこちらの記事もご覧ください。
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