eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)│月次レポート(2024年3月)

eMAXIS Slim 投資信託
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シオイ(@shioi401shioi)です。

2024年も4分の1が過ぎて4月に入り新年度がスタートしました。
仕事もまた新しいスタートが始まり何かと忙しかったりするこの時期ですが、相変わらず株式相場は比較的好調ですね。

4月に入りついに純資産総額3兆円を突破したeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(以下、オルカン)の2024年3月の月次レポートが公表されましたので確認してみたいと思います。

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基準価額および純資産総額の推移について

まずは基準価額と純資産総額です。
3月の基準価額は2月から935円プラスとなり、純資産総額は29,290.99億円です。3兆円突破も目前まできています。

2024年4月12日時点の純資産総額は30,607.75億円と3兆円を突破しています。

基準価額は24,097円(+935円)です。

※2024年4月12日時点で24,134円です。

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ベンチマークとの乖離について

そして3月の騰落率ですが設定来のベンチマークから+0.5ポイント上振れしています。普通、ベンチマークに追随してもそこからコスト分はベンチマークからマイナス乖離するものですが乖離が上振れしている点は運用のうまさと全社一丸となったコスト削減活動によるところが大きいのだと思います。

また各マザーファンドの騰落率は以下の通りです。

安定感のある運用で心配なしです。

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資産構成について

資産構成は以下の通りです。前月と大きな変化はありません。

組入地域ではアメリカが6割超を占めています。

組入上位10業種と10銘柄は以下の通りです。

若干ですが比率に動きはありますが全体的に誤差の範囲内です。

銘柄も変動は若干ありますが、アメリカ企業が上位を独占しています。

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基準価額の変動要因(概算)について

基準価額の変動要因(概算)は以下の通りです。

日本株式が好調ですが、全世界で見ると大した影響力ないなと思ってしまいます。
株式相場が好調なのであまり目を向けることはないですが、外国株式等為替の影響を受けるリスク資産を持っている場合はよくよくこの為替要因の部分を念頭に置いて投資行動を考えておかないと後で痛い目を見ることになるかもれません。

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分配金について

2023年4月25日に第5期決算を迎えていますが、予定通り分配金は0円です。

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NISAでの保有状況について

4月12日現在のNISAでの損益状況は以下の通りです。
NISA
成長投資枠:15.55% つみたて投資枠:11.64%
旧つみたてNISA:63.32%

20240412NISA損益

続き好調を維持しています。

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まとめ

オルカンの信託金の限度額は変更されて今は5兆円になっていますが、気が付けば3兆円突破しており早々に限度額の5兆円は再度変更することになりそうな勢いです。

2024年4月から投資信託の交付目論見書上で総経費率の記載義務化が始まりました。まだ第1期決算を迎えていない昨年に出てきた投資信託は決算を経てからになりますが同じ土俵の上での公平なコスト比較ができる環境が整います。

数字が出揃ったところで運用会社各社がそれぞれどのような対応を取ってくるのか、オルカンはどう動いてくるのか注意して見ておきたいところです。

繰り返し記載しているのですが低コストでこの1本で全世界へ投資できることは、各人にとってのコア投資の基盤を作るうえでベターな選択肢(ほぼファイナルアンサー)だと思っています。

信託報酬も最低水準となり、各資産クラスを自作して全世界株式を実現するよりも本ファンド1本の方が低コストというファンドです。

アセットアロケーションを全世界株式の時価総額加重平均のウエイトで納得できて、さらに全世界株式クラス最安値に信託報酬を追従してくるのであれば本ファンド一択で問題ないと思います。

シオイは、オルカンをSBI証券で三井住友カードによる積立投資をしています。

全世界株式へこれ1本でシンプルに投資ができ、これからつみたてNISAを始める方に文句なしにおススメできる商品です。

特に投資にそれほど興味関心はないけれど資産運用はそこそこにしたいという方にとって現金:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)=5:5で保有するカウチポテトポートフォリオはアリだと思っています。

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)に関してはこちらの記事もご覧ください。

資産運用の基本を知りたい、書籍で学びたい方はこちらの記事もご覧ください。

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