シオイ（@shioi401shioi）です。
2025年も１ヶ月を切りました。４月くらいには今年はどうなるかと思ったものですがその後はなんだかんだと上昇していっており、こんな展開も予測するのは無理そうですよね。
そんな中、純資産総額も９兆円に手が届きそうなところまできていますが2025年で突破するのか、2026年の年初スタートダッシュで突破するのか気になるところです。
それでは、eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）（以下：オルカン）の2025年11月月次レポートが公表されましたので、その内容を一緒に見ていきましょう。
基準価額と純資産総額の推移
11月の基準価額は前月比+397円の32,705円と引き続き好調です！純資産総額は85,771.29億円です。
ちなみに、2025年11月12日時点では33,026円、純資産総額88,160.87億円とです。
ベンチマークとの乖離
11月の騰落率は、設定来のベンチマークを+1.3ポイント上回る結果に。通常は信託報酬などのコスト分マイナスになるはずですが、むしろプラス乖離しているのは運用のうまさとコスト削減の成果でしょう。
各マザーファンドの騰落率も安定しており、安心感があります。
資産構成
資産構成は前月と大きな変化はなく、アメリカが6割超を占めています。
組入上位10業種・10銘柄の比率は微調整があった程度で、大きな変動はありません。依然として米国企業が上位を占めています。
基準価額の変動要因（概算）
11月は為替要因のみで基準価額を押し上げました。株式は低調だったことは少し注意しておいたほうがいいですかね。
分配金
2025年4月26日に第7期決算を迎えましたが、予定通り分配金は0円でした。
NISAでの保有状況
2025年12月12日現在のNISAでの損益は以下の通りです。
成長投資枠：+38.71％ つみたて投資枠：+35.89％
旧つみたてNISA：+156.76%
引き続き好調ですが11月の上昇要因の大半は為替要因であることは頭の片隅に置いておいた方がいいですね。
まとめ
純資産総額も順調に積み上がってきており、2026年も年初一括投資勢の入金力でスタートダッシュがかかるのか気になるところです。
ですが11月の基準価額上昇要因は為替だけだったので株式相場の成長に陰りが見えてきているのではないか少し心配なところがあります。とはいえ長期目線で言えば下落時には口数を多く買える機会ですので航路を守って積立投資を進めていくだけですけどね。
三菱UFJアセットマネジメントのオルカンは、低コストでこの1本だけで全世界株式に投資できる、コア資産構築の有力候補です。信託報酬は業界最低水準で、自作ポートフォリオよりも低コストになる場合がほとんどです。
全世界株式の時価総額加重平均で納得でき、なおかつ最安水準の信託報酬を維持しているなら、オルカン一択で問題ないと考えます。
私はSBI証券で三井住友カード決済による積立を行っています。これ1本でシンプルに世界へ投資でき、これからつみたてNISAを始める方にも自信を持っておすすめできます。
特に「投資にあまり興味はないけど、資産運用はやっておきたい」という方は、現金50％＋オルカン50％のカウチポテトポートフォリオも有効です。
オルカンに関してはこちらの記事もどうぞ。
資産運用の基本や書籍で学びたい方はこちらも参考にしてください。
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