シオイ(@shioi401shioi)です。
今週末にブロガーミーティングを控えている三菱UFJ国際投信さんがついに動きました。
eMAXIS Slimのコンセプト通りeMAXIS Slim米国株式、全世界株式等4ファンドのコストを2019年11月12日から引き下げることになりました!
SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドやSBI・全世界株式インデックス・ファンドの攻勢を受けていました。こちらについては以下記事もご覧ください。
いつもならすぐにコスト引下げを発表してきましたが今回は沈黙を守ってきたeMAXIS Slimです。
特に米国株式のコスト引下げはかなり厳しかったのではないかと思いますが、何とか社内調整がついてGoサインが出たのでしょう。
今回信託報酬が引き下がるeMAXIS Slimは4ファンド
2019年11月12日から信託報酬が引下げとなる4ファンドは以下になります。
ファンド名 | 信託報酬(税抜) | |
---|---|---|
変更前 | 変更後 | |
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | 0.15%以内 | 0.088%以内 |
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本) | 0.12%以内 | 0.104%以内 |
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) | ||
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) |
これで米国株式、全世界株式は最安値に並びました
今回のプレスリリースまでにはいつも以上に時間を要したもののなんとかコンセプト通りに業界最低水準の運用コストに合わせられることになりました。
またeMAXIS Slimの特徴の一つでもある純資産総額500億円超で発動される受益者還元型信託報酬率により純資産総額が500億円を超えて増えれば増えるほど超過した純資産総額部分の信託報酬率が段階的に引き下がり、最安値の信託報酬となります。
この発表までの間にSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドやSBI・全世界株式インデックス・ファンドが攻勢をかけていたと思いますが、これで何とか勢いを盛り返せればいいなと思います。
これで値下げ合戦も落ち着くのか、それとも更なる競争激化が待ち受けているのかは分かりませんが値下げもかなり限界に近づいているのではないでしょうか?
今回の引下げに感謝しつつも無理をし過ぎて、途中でコスト引き上げの改悪だけは避けてくださいね、三菱UFJ国際投信さん。
Fund of the Year 2019でまた上位にeMAXIS Slimシリーズが多数ランクインしそうなニュースでした。
eMAXIS Slim米国株式、全世界株式については以下記事もご覧ください。
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