シオイ（@shioi401shioi）です。
鼠径ヘルニア（脱腸）って聞いたことありますか？
シオイは聞いたことは一切ありませんでした。治療法は手術しかないのですが、入院から日帰りまで選択肢があります。
30代後半のサラリーマンであるシオイは日帰り手術を選択することに決めました。
鼠径ヘルニア（脱腸）だと気付いたキッカケは？
5月の上旬だったと思うのですが、風呂上がりに体をふいている時にふと下腹部（足の付け根）あたりが左右で異なっていることに気づきました。
左側がポッコリ膨らんでいる。最初はたまたまかもと思ってスルーしたのですが1週間経っても元には戻りませんでした。
寝ているときは膨らみも無くなっているので気にしていなかったのですが、流石におかしいと思い調べてみると自分の症状は鼠経ヘルニア（脱腸）の可能性が高そうでうす。
鼠経ヘルニア（脱腸）とは
「鼠径（そけい）」部とは、太もももしくは、足のつけねの部分のことをいい、「ヘルニア」とは、体の組織が正しい位置からはみ出した状態をいいます。「鼠径ヘルニア」とは、本来ならお腹の中にあるはずの腹膜や腸の一部が、多くの場合、鼠径部の筋膜の間から皮膚の下に出てくる下腹部の病気です。
出典：ヘルニア倶楽部より抜粋
何科で受診したらいいの？どんな治療法があるの？
鼠経ヘルニアは総合病院で受診する以外に専門クリニックでの受診もできます。シオイはどんな治療法があるのか総合病院と専門クリニックに診察に行きました。
まず根治のための治療法は手術しかありません。
手術は以下の2種類です。
1．開腹手術
ヘルニア嚢と言われる袋状になった部分で腸が入り込んでいる部分の短縮と出口の閉鎖する方法と腹腔鏡手術と同様にメッシュで補強する方法があります。
メリット
・手術時間が短時間で済む。
・手術費用は腹腔鏡手術に比べると安い
デメリット
・傷は腹腔鏡手術よりも大きくなってしまう（3～4cm程度切る必要がある）
2．腹腔鏡手術
お腹の内側から弱い筋膜をメッシュを利用して補強します。
メリット
・傷は小さくて済む。（3～5mm） 体への負担が軽い。
・左右同時にヘルニアがあっても同時に治療ができる。
・症状のまだ出ていないヘルニアを見落とさない
デメリット
・全身麻酔が必要となる。
・手術費用は開腹手術よりは高くなる。
総合病院の場合
外科で診察を受けます。下腹部の触診と問診を受けてほぼ鼠経ヘルニアと医師から言われました。念のためCTを撮影し、画像でも穴が開いていることが確認できました。
・手術は、開腹でも腹腔鏡でも対応できる。
・手術の前日から入院し、3泊4日程度は必要になる。手術の出来る曜日は限られています。
診察料は6,760円でした。
専門クリニックの場合
診察では下腹部の触診と問診を受けて鼠経ヘルニアと診断されました。
手術も前提で受診した場合は、そのまま術前検査を行います。（血液検査、心電図、肺活量等）
・手術は、腹腔鏡手術でメッシュを使用して穴の開いた筋膜を補強する方法をとる。
・手術は日帰りで対応しており、休診日以外であれば手術は対応できる。
診察料（術前検査含む）は5,210円でした。
サラリーマンのシオイが選択した治療法は？
30代後半の子持ちサラリーマンのシオイが選択したのは日帰りでの腹腔鏡手術です。
理由は、以下4点です。
・専門クリニックの方が手術日程の選択肢が多かった（今回、金曜手術で予約しました）
・日帰りできる程度の痛みであれば自宅でリラックスしていたい。
・入院で妻・子供に負担をかける必要がない。
・休み取得も必要最低限で済む。（金曜手術のため、金曜・月曜の2日休みを取りました。
土日を入れて4日間を治療・静養期間にします）
術後に何かあったらどうするのかという心配もありますが、万全を期すのであれば病院で3泊4日入院コースで治療を受けるのがいいと思います。
この点は個々人の置かれている状況によって異なると思いますので、自分の優先したい点を加味して選択してください。
鼠径ヘルニア治療法のまとめ
鼠経ヘルニアの根本治療は手術しかありません。
手術方法は、開腹手術、腹腔鏡手術の2種類あります。
腹膜に空いた穴を塞ぐ方法と、腹膜に空いた穴をメッシュで補強する方法があります。
総合病院では3泊4日程度入院が必要になりますが、専門クリニックでは日帰り手術を受けることも可能です。
子持ちの働き盛りのビジネスマンにとって鼠経ヘルニアの治療方法は自分の都合に合わせて選択することができます。
ただし日帰りできるからといって次の日からバリバリ仕事ができるとは思えませんので2，3日は静養した方が無難ではないかと思います。
ちなみに明日、手術を受けてきます。
どの程度の痛みなのか、本当に日帰りで良かったのか、手術費用はいくらかかったのか等について別記事にて報告したいと思います。
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