資産状況(2025年10月)|日経平均5万円突破って手放しで喜んでいいんですかね?

資産状況・推移 資産状況
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シオイ(@shioi401shioi)です。

もう10月も終わりで2025年もあと2ヶ月となりました。
だいぶ寒さが進んで今年も秋をほとんど感じずに冬突入な感じですね。

今年のインフルエンザ予防接種も終えて、あとはこれから流行りの感染症にかからないよう注意していく準備を整えていきたいと思っています。高市政権で色々賑わっていますが、これもどこまで続いてくれるものなのでしょうか。

それでは10月の資産状況をざっと確認しておきたいと思います。

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2025年10月の資産状況について

2025年10月の資産状況は以下の通りです。なお生活防衛資金・現預金、株主優待目的の個別株については含んでいません。

(描画中)

上記資産のトータルリターンは以下の通りです。

期間トータルリターン前月比
保有中資産の全期間62.69%+8.66ポイント

今のアセット・アロケーションでのリスク・リターンは以下の通りです。

項目2025年10月前月比
平均リターン10.5%変動なし
リスク18.2%変動なし
シャープレシオ0.58変動なし

上記は「わたしのインデックス」の「資産配分ツール」にて算出しています。

ちなみにリーマンショック(2008年8月~2009年2月の7か月)において上記アセット・アロケーションだとリターンは-50.4%です。

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積立投資履歴(2025年10月時点)

2025年10月末時点での積立投資の履歴について見ていきます。

繰り返しになりますが気持ち的にも安心できる状況になってきた今だからこそ、次の暴落に備えてリスク許容度に問題がないか確認しておきたいですね。

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日経平均5万円突破って手放しで喜んでいいんですかね?

日経平均株価5万円突破で活気づいていますが全体的に上昇しているかというとさかえだいくこ(おせちーず)さん(さかえだいくこ as known as おせちーず)の以下ポストの通り一部の銘柄が牽引しているだけで、日本全体で盛り上がっているのではないという気がしてます。

ChatGPTに聞いてみるとご存じの方も多いでしょうが構造的・算出上の弱点があり「市場全体を正確に反映している」とは言い切れないのが一般的な見解です。

日経平均株価の弱点

  1. 算出方法が株価(価格)加重方式である
    • 日経平均は構成銘柄の「株価」によってウェイトが決まり、市場の時価総額や企業規模ではなく、株価の高い銘柄の影響が大きくなる。
    • 例えば、株価の高いが時価総額では相対的に小さい企業が指数に大きく影響する可能性があります。
    • このため、市場全体の「時価総額ベースでの動き(大きな企業・資金量の動き)」を反映しにくいという批判があります。
  2. 配当を含まない株価指数(トータルリターンではない)
    • 指数としては配当込みではなく、株価変動のみを反映しているため、実際の投資リターン(配当込み)とは乖離する可能性があります。
    • 長期で見ると、配当・再投資込みの総リターンで他の市場と比較すると「劣後」している時期があるというデータが示されています。
    • したがって、「株式市場全体の収益性/価値成長」を表す指標としては限定的です。
  3. 構成銘柄の入れ替え・流動性の偏りなどの影響を受けやすい
    • 構成変更の時などに、特定銘柄の売買が集中して価格が歪むケースが観察されています。
    • また、先述のように株価加重方式のため、流動性が低め・時価総額が小さめの高株価銘柄が影響力を持つと、指数全体の動きが実質的な「市場平均」からズレる恐れがあります。 (=小銘柄・少資金量の銘柄の価格変動が指数を歪める)
    • さらに、例えばオプション・先物市場において、算出・決済の方式が市場の実勢価格とズレを生む可能性も指摘されています。
  4. 為替・外部要因の影響が強く、市場の本質的な企業価値の動きとは乖離しやすい
    • 日本株市場全体の動きが為替(円安・円高)や政策(金融緩和・財政)に左右されやすく、企業収益の実力だけでなく、為替差益・輸出環境・国際投資マネーの流入などの要因に大きく反応します。例えば、円安を背景に2020〜21年に日経平均が高値を付けたという分析があります。
    • そのため、「日本国内企業の実業的な価値の成長」だけを反映するとは限りません。
  5. 代表性・銘柄数の制限と市場全体の多様性の欠如
    • 日経平均は225銘柄という限られた銘柄数で構成されており、それが日本株式市場全体(約3,000社超)を反映するには「一部の大型・中型銘柄の動き」に偏る可能性があります。
    • また、セクター分布や新興企業(スタートアップ・成長株)などが十分に反映されていないという指摘があります。
    • この点は、比較的広範に議論されているものの、明確な定量データとして示されているものが少ないため、「市場代表性」という視点からは補足的な弱点と言えます。

特に今の値上がりは特定企業の動きに大きく影響されているだけで、本当の日本市場を見るにはいささか参考になりにくい状況です。

だから日経平均株価の特性を理解した上で5万円突破の意味を考えておくことは大事なことじゃないかと思っています。

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