シオイ(@shioi401shioi)です。
ここ最近、米国株式のボラティリティが激しくてグロース株等は値下がり幅が大きかったりしていますが毎晩不安で眠れないなんてことになっていないでしょうか?
安眠できないならそれはリスクの取り過ぎだと思いますので今一度見直された方がいいと思います。
今月も全世界株式クラスの2番手に位置している楽天・全世界株式インデックス・ファンド2月のレポートが開示されましたので見ていきたいと思います。
基準価額および純資産総額の推移について
まずは基準価額と純資産総額です。
基準価額は1月から413円値上がりして13,386円となりました。
そして純資産総額は54.64億円増加して742.43億円と700億円突破しました。
※ちなみに3月12日時点での純資産総額は798.58億円と800億円目前です。基準価額は13,994円です。
着実に純資産総額が積み上がっていますので、2021年夏ころには1,000億円突破しそうですね。
ベンチマークとの乖離について
そして2月のベンチマークとの乖離ですが、設定来で4.6ポイント(1月は3.3ポイント)の乖離が広がりました。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)もいつもより乖離していたので何か固有事象でもあったのでしょうか?
資産構成について
資産構成は以下の通りです。
VTを購入するというシンプルで分かりやすいファンドです。
ここからはファンドが購入しているVTの2021年1月末時点のレポートになります。
投資銘柄数は8,816銘柄と前月よりも5銘柄減少しました。(前月は8,821銘柄)
組入地域では前月と変わらずアメリカが5割超を占めています。
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)と比べると国・地域別構成比で中国が上位に入っている点が異なります。
銘柄はアメリカ企業が上位を独占です。
また銘柄名に特筆すべき変動もありません。
つみたてNISAでの損益状況
つみたてNISAでの楽天VTの損益状況(2021年3月12日現在)は以下の通りです。
損益率は35.40%と先月に引き続き好調を維持しています。
まとめ
歩みのスピードは速くはありませんが、順調に純資産総額を積み上げてきています。比較的相場の好調なので成績も安心していられます。
一定程度の支持はありつつも、そろそろ本家VTの経費率削減に頼らない追加コスト削減もそろそろ視野に入れてもいいのではないかと相変わらず個人的には思っています。
海外ETFへのアクセスを投資信託で容易にした点で画期的であり、VTを購入したいけれど海外ETFはちょっとという層を掴んで離さない商品です。
バンガード社の商品を手軽に持ちたいという方にはぴったりの商品です。
楽天・全世界株式インデックス・ファンドに関してはこちらの記事もご覧ください。
過去の月次レポートはこちらをご覧ください。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年12月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年11月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年10月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年9月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年8月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年7月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年5月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年4月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年3月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年2月)
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