楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2022年12月)

楽天・全世界株式インデックス・ファンド 投資信託
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シオイ(@shioi401shioi)です。

2023年1月21日(土)に「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year2022」(以下、FOY2022)のオンライン表彰式が行われました。

楽天VTがトップ10入りできるか注目していましたが11位(前回:17位)とあと一歩のところでした。ただ前回より上位に位置していますので引き続き次回の順位にも注目していきたいと思います。

それでは2022年12月の月次レポートが公表されましたの確認していきたいと思います。

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基準価額および純資産総額の推移について

まずは基準価額と純資産総額です。
基準価額は11月から947円と大幅に値下がりして15,638円となりました。

そして純資産総額も38.48億円減少して2,226.23億円です。

※ちなみに1月20日時点での純資産総額は2,303.42億円、基準価額は15,698円です。

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ベンチマークとの乖離について

そして12月のベンチマークとの乖離ですが、設定来で5.7ポイント(11月は6.3ポイント)乖離は縮まりました。

1年以内の乖離については問題ない動きですが、設定来の乖離差はもうこういうものと思ってしまった方が良さそうです。

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資産構成について

資産構成は以下の通りです。

VTに加えてバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(ティッカー:VTI)15.2%(11月13.3%)、バンガード・トータル・インターナショナル・ストックETF(ティッカー:VXUS)11.8%(11月10.1%)で全体の27%に比率があがっています。

ここからはファンドが購入しているVT、VTI、VXUSの2022年11月末時点のレポートになります。

バンガード・トータル・ワールド・ストックETF レポート(2022年11月)

バンガード・トータル・ワールドストックETF(以下、VT)は1本で新興国を含む世界47カ国の株式に投資ができるETFです。
投資銘柄数は9,521銘柄と11銘柄減少しています。(前月は9,532銘柄)

組入地域では前月と変わらずアメリカが5割超を占めています。

eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)と比べると国・地域別構成比で中国が上位に入っている点が異なります。

銘柄はアメリカ企業が上位を独占です。
また銘柄名に特筆すべき変動もありません。

バンガード・トータル・ストックETF レポート(2022年11月)

バンガード・トータル・ストックETF(以下、VTI)は米国株式市場の4,000銘柄以上をカバーしており、1本で米国株に幅広く投資することができるETFです。
投資銘柄数は3,997銘柄と1銘柄減少しています。(前月は3,998銘柄)

業種構成比は以下の通りです。

VTとほぼ上位銘柄に関して違いはありません。

バンガード・トータル・インターナショナル・ストックETF レポート(2022年11月)

バンガード・トータル・インターナショナル・ストックETF(以下、VXUS)は米国株式を除く全世界株式へ投資するETFです。
投資銘柄数は7,938銘柄と24銘柄減少しています。(前月は7,962銘柄)

業種構成比、国・地域別構成比は以下の通りです。

米国を除くと台湾のTSMが比率上位となっています。

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つみたてNISAでの損益状況

つみたてNISAでの楽天VTの損益状況(2023年1月20日現在)は以下の通りです。

損益率は51.89%と12月より減少していますが、十分な出来です。

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まとめ

冒頭で記載した通りFOY2022で楽天VTは11位にランクインしました。惜しくもトップ10入りを逃しましたが前回の17位から躍進しています。

ただVTを購入するところからVTI、VXUSを加え徐々に30%程度近くに比率を上げてきていますが、このことによるコスト効率化の効果がどの程度見えてくるのかも今後の注目ポイントです。

2024年から開始される新しいNISA制度においてチョイスされるファンドとして2023年はもう一段のアピールをしてもらいたいと思います。

楽天VTは海外ETFへのアクセスを投資信託で容易にした点で画期的であり、VTを購入したいけれど海外ETFはちょっとという層を掴んで離さない商品です。

バンガード社の商品を手軽に持ちたいという方にはぴったりの商品だと思います。

楽天・全世界株式インデックス・ファンドに関してはこちらの記事もご覧ください。

過去の月次レポートはこちらをご覧ください。

資産運用の基本を知りたい、書籍で学びたい方はこちらの記事もご覧ください。

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