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楽天・全米株式インデックス・ファンド第1期運用報告書 実質コストは高めな結果に

楽天VTI運用報告書201807 投資信託
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楽天VTI運用報告書201807
シオイ(@shioi401shioi)です。
楽天・全米株式インデックス・ファンド(以下、楽天VTI)の運用報告書も2018年9月14日に公表されました。

楽天・全世界株式インデックス・ファンドの実質コストは高かったという残念な結果となってしまいましたが、楽天VTIはどうだったのでしょうか?
実質コスト含め運用報告書を見ていきたいと思います。

楽天・全世界株式インデックス・ファンド(以下、楽天VT)の運用報告書についてはこちらをご覧ください。

楽天・全世界株式インデックス・ファンド第1期運用報告書 実質コストは残念な結果に
2018年10月7日楽天投信投資顧問からリリースされた【運用報告書「1万口当たりの費用明細」の内容について】を追加しました。 シオイ(@shioi401shioi)です。 ついに楽天・全世界株式インデックス・ファンド(以下、楽天VT...
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実質コストは約0.311%と高めでした

まずは気になる実質コストから見ていきます。
楽天VTI_実質コスト201807
今回は2017年9月29日~2018年7月17日の292日間と1年間の決算ではありません。

なので上記コスト0.203%にETFの経費0.04%を加えた0.243%は1年間の実質コストではないことに注意が必要です。

1年間(365日)としてコストを計算し直して、実質コストを算出してみたいと思います。

1年間の信託報酬   0.1296%

今回決算の信託報酬 0.097%

0.1296% ÷ 0.097% ≒ 1.336082…

青線で囲った隠れコストについても1.336082倍 の補正を行い、1年間のコストを計算します。

今回決算の隠れコスト 0.106%

補正後の隠れコスト  0.141624%

補正後の実質コスト
0.1296% + 0.141624 + 0.04% ≒0.311%

楽天VTほどではありませんが、実質コストは高めでした。

素人考えですが、ファンドオブETFという形態で単純にVTIを購入しているだけなのに売買委託手数料がかかっているのは楽天VT同様に疑問です。

eMaxis slim 先進国株式インデックスの運用報告書で売買委託手数料は0.016%なのに、楽天VT・楽天VTIともに何か売買委託手数料の計上基準が違っていたりするのでしょうか?

それとも資産規模が大きくなれば解消されていくのか、真偽のほどは定かではありませんがこの点について運用報告書でサラッと記載せずに丁寧な説明をしてもらいたいです。

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分配金について

分配金は出ません。
留保益は、元本と同様の運用を行なっていきます。
楽天VTI_分配金201807

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基準価額と資産規模について

純資産は順調に増えており、約150億となっています。
基準価額は、11,159円となりました。
楽天VTI_基準価額推移201807

ベンチマークとの乖離では、ベンチマークが12.7%に対して楽天VTIは11.6%と1.1%のマイナスです。
楽天VTI_基準価額201807

ベンチマークとの差異の主な要因は、以下の通りです。
・マザーファンドにおける継続的な資金流出入に伴う投資先ETFの売買執行コストの積み重なり
・投資先ETFからの分配金の課税
・当ファンドにおける信託報酬等

楽天VTと違って分売金の3重課税の懸念はありませんが、実質コストで触れた売買委託手数料の高さは気になる点です。

単純比較できませんがeMaxis slim 先進国株式インデックスの売買委託手数料と比較してしまうとそもそもの計上基準が異なっているのか?、本当に運用が拙くて手数料がかかってしまったのか?・・・判断できる材料が無く懸念が残ってしまいます。

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当面の間、実質コスト・ベンチマークとの乖離状況について様子見とします

楽天VT同様に新規設定ファンドは最初の決算が出るまでは様子見というセオリーがピッタリの結果となってしまいました。

実質コストが高めとは言ったもののなんとかギリギリ及第点といったところでしょうか?

今回コストがかかっている売買執行手数料は毎年同じではありません。
今後更に資産規模が大きくなっていく事で、コストが下がっていく可能性もあります。

バンガードのVTIへ投資信託で簡単にアクセスできる点は本商品の魅力です。

同一インデックスの商品はないため単純比較はできませんが、対抗馬としてeMaxis slim 米国株式(S&P500):信託報酬 0.1728% があります。

まだ1年経過していないため実質コストがどうなるのかは分かりませんが、eMaxis slimシリーズは信託報酬と実質コストの差が少ない商品でもあります。

eMaxis slimシリーズの実質コストについては、しんたろうさん(しんたろうのお金のはなし)の以下記事をご覧ください。

【eMAXIS Slimシリーズ】実質コストが明らかに! 第1回決算報告書の解説(1)。 - しんたろうのお金のはなし
三菱UFJ国際投信が運用するeMAXIS Slimシリーズが第1回目の決算を2018年4月25日に迎え、その運用報告書がアップされましたので、ここから実質コストを算出します。信託報酬だけでなく、実質コストでも殆どのアセットクラスでeMAXIS Slimが最安値となります。

すでに運用報告書が出ている商品と同水準に実質コストが落ち着くと推測すると、0.25%前後になりそうでしょうか?

となるとeMaxis slim 米国株式(S&P500)が米国株式の商品選択をする上でベターになる可能性があります。

シオイはつみたてNISAで楽天VTIを購入していますが、今後の積立については楽天VT同様にeMaxis slim 米国株式(S&P500)へ変更を検討します。

低コストがウリのバンガード商品へ投資しているのに実はコストが高くついてしまったというのであれば本末転倒です。

引き続き第2期運用報告書での動向もチェックしていきます。

 

楽天・バンガード・ファンドに関してはこちらもご覧ください。

これから投資を始めてみようかなと思った方は、ぜひ以下記事もご覧ください。

基本的な資産形成の知識を身につけることが出来ます。

 

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