シオイ(@shioi401shioi)です。
アメリカ大統領選挙も蓋を開けてみればトランプ氏の圧勝となり、これまで報道されていた接戦という情報が一体なんだったのかと流しているマスコミはやっぱり信頼できないといった不信感だけが心に残った結果でした。
株高、円安で保有資産への恩恵は大きなものとなっていますが、このまま新年を迎えられることを願うばかりです。
それではeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(以下、オルカン)の2024年10月の月次レポートが公表されましたので確認してみたいと思います。
基準価額および純資産総額の推移について
まずは基準価額と純資産総額です。
10月の基準価額は9月から1,710円プラスとなり、純資産総額は45,675.46億円といよいよ5兆円に手が届くところまでやってきました。
基準価額は26,623円(+1,710円)です。
※2024年11月13日時点で27,235円です。
ベンチマークとの乖離について
そして10月の騰落率ですが設定来のベンチマークから+0.5ポイント上振れしていますがほぼ理想通りの運用ですね。普通、ベンチマークに追随してもそこからコスト分はベンチマークからマイナス乖離するものですが乖離が上振れしている点は運用のうまさと全社一丸となったコスト削減活動によるところが大きいのだと思います。
また各マザーファンドの騰落率は以下の通りです。
安定感のある運用で心配なしです。
資産構成について
資産構成は以下の通りです。前月と大きな変化はありません。
組入地域ではアメリカが6割超を占めています。
組入上位10業種と10銘柄は以下の通りです。
若干ですが比率に動きはありますが全体的に誤差の範囲内です。
銘柄も変動は若干ありますが、アメリカ企業が上位を独占しています。
基準価額の変動要因(概算)について
基準価額の変動要因(概算)は以下の通りです。
7,8月の円高でのマイナス幅もエグかったですが、その逆もすごいですね。10月の基準価額はほぼ為替要因で上がっていますのでこの点はよく理解しておいた方がいいかもしれませんね。
分配金について
2024年4月26日に第6期決算を迎えていますが、予定通り分配金は0円です。
NISAでの保有状況について
11月13日現在のNISAでの損益状況は以下の通りです。
NISA
成長投資枠:30.49% つみたて投資枠:18.09%
旧つみたてNISA:113.66%
旧つみたてNISAが含み益100%超えて引き続き順調です。
まとめ
10月は基準価額が大きく上昇したなと思ったらその内訳はほとんど円安の為替要因によるものでした。トランプ氏が当選して現在円安方向に進んでいるため11月もまた基準価額もその波に乗っていくものと思われます。
保有資産的には大きくなっていくのでありがたいことなのですが、為替は予測できないものなので保有資産が大きくなったことに気を大きくせずどこかでやってくる円高による資産減も頭の片隅に置いて覚悟をしておくのがいいかと思っています。
ただ三菱UFJアセットマネジメントのオルカンで低コストにこの1本で全世界へ投資できることは、各人にとってのコア投資の基盤を作るうえでベターな選択肢(ほぼファイナルアンサー)だと思っています。
信託報酬も最低水準となり、各資産クラスを自作して全世界株式を実現するよりも本ファンド1本の方が低コストというファンドです。
アセットアロケーションを全世界株式の時価総額加重平均のウエイトで納得できて、さらに全世界株式クラス最安値に信託報酬を追従してくるのであれば本ファンド一択で問題ないと思います。
シオイは、オルカンをSBI証券で三井住友カードによる積立投資をしています。
全世界株式へこれ1本でシンプルに投資ができ、これからつみたてNISAを始める方に文句なしにおススメできる商品です。
特に投資にそれほど興味関心はないけれど資産運用はそこそこにしたいという方にとって現金:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)=5:5で保有するカウチポテトポートフォリオはアリだと思っています。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)に関してはこちらの記事もご覧ください。
資産運用の基本を知りたい、書籍で学びたい方はこちらの記事もご覧ください。
コメント