シオイ(@shioi401shioi)です。
楽天・全米株式インデックス・ファンド(以下、楽天VTI)の運用報告書も公表されました。
第4期も問題ありませんでしたか、今回の第5期も引き続き順調でした。
運用報告書は楽天投信投資顧問(株)の以下リンクをご覧ください。
楽天・全米株式インデックス・ファンド第4期運用報告書
交付運用報告書
運用報告書(全体版)
また楽天・全世界株式インデックス・ファンド(以下、楽天VT)の運用報告書についてはこちらをご覧ください。
実質コストは0.187%と前期と変わらずです
まずは気になる実質コストから見ていきます。
上記コスト0.157%にETFの経費0.03%を加えた0.187%が実質コストです。
VTI自体の経費率0.03%は流石に楽天VTと違ってこれ以上の引き下げ余地はないためコスト的にはこの辺りが限界かもしれません。
分配金について
分配金は出ません。
留保益は、元本と同様の運用を行なっていきます。
基準価額と資産規模について
純資産は順調に増えており、6,040.18億となっています。
基準価額は、18,972円となりました。
ベンチマークとの乖離では、ベンチマークが7.7%に対して楽天VTIは7.1%と0.6%のマイナスです。
ベンチマークとの差異の主な要因は、以下の通りです。
・マザーファンドにおける継続的な資金流出入に伴う投資先ETFの売買執行コストの積み重なり
・投資先ETFからの分配金の課税
・当ファンドにおける信託報酬等
楽天VTと違って分売金の3重課税の懸念はありませんし、許容範囲内の乖離です。
前年に引き続き安心して購入できるファンドです
純資産総額も6,000億円を超えており、引き続き順調に規模拡大が進んでいってもらいたいところですが2022年に入ってからのブレーキがどのように影響を与えるのか気になるところです。
引き続き安心して購入できるファンドですが、実質コストは頭打ちですのでそろそろ本体のコスト引下げも視野に入れてもらいたいと思います。
バンガードのVTIへ投資信託で簡単にアクセスできる点が本商品の魅力です。
今後も米国株一強の状況が続いていくのかは5年、10年先は分かりませんが目先のところでは米国株式の強さは事実です。
どこまで米国株にbetするのかは各自の判断に委ねるところですが、そう判断したならば本商品は間違いなくいい商品の一つだと思います。
楽天・バンガード・ファンドに関してはこちらもご覧ください。
これから投資を始めてみようかなと思った方は、ぜひ以下記事もご覧ください。
基本的な資産形成の知識を身につけることが出来ます。
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