シオイ(@shioi401shioi)です。
5月に入って気が付けば急降下だった金融資産もだいぶ回復してきました。ここ最近の下落はあっという間に下がってもそれは続かず比較的短期間で回復してしまうので、いつも同じとは限りませんがいつも通り積立を継続しているのが正解だったようですね。
そんな中ですがeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(以下、オルカン)の2025年4月の月次レポートが公表されましたので確認してみたいと思います。
基準価額および純資産総額の推移について
まずは基準価額と純資産総額です。
4月の基準価額は3月から-1,060円マイナスとなり、純資産総額は53,812.46億円とちょっと足止めを受けている状況でした。


基準価額は24,519円(-1,060円)です。
※2025年5月16日時点で26,351円です。純資産総額は59,166.93億円と6兆円まであともう一息というところまで来ています!
ベンチマークとの乖離について
そして4月の騰落率ですが設定来のベンチマークから+0.9ポイント上振れしていますがほぼ理想通りの運用ですね。普通、ベンチマークに追随してもそこからコスト分はベンチマークからマイナス乖離するものですが乖離が上振れしている点は運用のうまさと全社一丸となったコスト削減活動によるところが大きいのだと思います。

また各マザーファンドの騰落率は以下の通りです。

安定感のある運用で心配なしです。
資産構成について
資産構成は以下の通りです。前月と大きな変化はありません。

組入地域ではアメリカが6割超を占めています。

組入上位10業種と10銘柄は以下の通りです。

若干ですが比率に動きはありますが全体的に誤差の範囲内です。

銘柄も変動は若干ありますが、アメリカ企業が上位を独占しています。
基準価額の変動要因(概算)について
基準価額の変動要因(概算)は以下の通りです。

4月も為替と株価のダブルパンチでしたが、3月と違い今度は為替要因の下げ幅が大きく影響していました。過去から記載していますが為替の影響ってバカに出来ないですね。
分配金について
2025年4月26日に第7期決算を迎えていますが、予定通り分配金は0円です。

NISAでの保有状況について
5月16日現在のNISAでの損益状況は以下の通りです。
NISA
成長投資枠:+10.67% つみたて投資枠:+8.43%
旧つみたてNISA:104.61%

新NISAも速攻で元本割れから回復してしまいました。ここから2025年はどうなっていきますかね?
まとめ
5月に入ったら株式相場が回復していてもう悲観相場が終了してしまったのか、これはぬか喜びでその後に大きな奈落の底が待ち構えているのかは分かりませんがオルカンの純資産総額はいよいよ6兆円に手が届くところまでやってきました。
三菱UFJアセットマネジメントのオルカンで低コストにこの1本で全世界へ投資できることは、各人にとってのコア投資の基盤を作るうえでベターな選択肢(ほぼファイナルアンサー)だと思っています。
信託報酬も最低水準となり、各資産クラスを自作して全世界株式を実現するよりも本ファンド1本の方が低コストというファンドです。
アセットアロケーションを全世界株式の時価総額加重平均のウエイトで納得できて、さらに全世界株式クラス最安値に信託報酬を追従してくるのであれば本ファンド一択で問題ないと思います。
シオイは、オルカンをSBI証券で三井住友カードによる積立投資をしています。
全世界株式へこれ1本でシンプルに投資ができ、これからつみたてNISAを始める方に文句なしにおススメできる商品です。
特に投資にそれほど興味関心はないけれど資産運用はそこそこにしたいという方にとって現金:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)=5:5で保有するカウチポテトポートフォリオはアリだと思っています。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)に関してはこちらの記事もご覧ください。
資産運用の基本を知りたい、書籍で学びたい方はこちらの記事もご覧ください。
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