シオイ(@shioi401shioi)です。
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)(以下、オールカントリー)の第2期運用報告書が2020年7月8日に公表されました。
月次レポートでのウォッチからベンチマークとの乖離も少なく安定しているので不安要素はありませんでしたが第2期運用報告書でも問題ない内容でした。
実質コストは約0.209%と第1期の補正実質コストを下回ってます
まずは実質コストから見ていきます。
今回は前回と違って正味1年の決算なので実質コストの補正は不要です。
2期実質コスト 0.209%
1期実質コスト(補正後) 0.25347%
机上値の補正コストとの比較にはなりますが、2期目に入って更に実質コストは下がっています。
毎年下げ続ける訳ではありませんが、保有していて不安になるようなことはありませんね。
そしてベンチマークとの乖離についても見ていきます。
ベンチマークとの乖離は0.3%と文句ない結果
月次レポートでもケチをつけることがありませんでしたが、第2期運用報告書でのベンチマークとの乖離は0.3%とベンチマークを若干上回る安定した運用となりました。
ベンチマークとは信託報酬等のコスト分だけ乖離しているというのが一般的ですが、こちらも誤差の範囲内でしょう。
分配金について
分配金は出ません。
留保益は信託財産に留保し、運用の基本方針に基づいて運用することになります。
基準価額と資産規模について
純資産総額は順調に増えており、第2期運用報告書時点(2020年4月27日)で234.24億となっています。
基準価額は、9,685円となりました。
やはりコロナショックの影響をモロに受けてしまったので仕方ないですね。
運用報告書が発表された2020年7月8日時点で純資産総額は346.54億円まで積み上がっています。
早く500億円の突破して受益者還元型信託報酬を発動してもらいたいです。
参考情報ですが総経費率が記載されています
前期に続き、参考情報ながら総経費率も記載されていました。
オールカントリーの総経費率は年率0.16%(第1期は年率0.19%)です。
いまだ総経費率をどう判断材料としてみるべきか分かっていません。
eMAXIS Slimだけでなく他の投資信託でも総経費率の記載を義務化して比較しやすい状況にしてもらいたいと思います。
第2期運用報告書も文句なしの内容でした
オールカントリーの第2期運用報告書の内容は以下の通りでした。
- 実質コストは0.209%(第1期は0.25% ※補正後コスト)
- 参考情報ながら総経費率は年率0.16%(第1期は年率0.19%)
- ベンチマークとの乖離は0.3%のプラス。その要因は、銘柄選択や配当税率の差異
- 純資産総額は234.24億円。(※2020年7月8日時点では346.54億円)
第1期終了後も月次レポートをウォッチしてきましたが、第1期よりもさらにコスト面が下がっており本当に長期保有していきたい投資信託になりました。
他にも全世界株式クラスのインデックスファンドはありますが、仮に人にどれがいいと聞かれたらまずオールカントリー一択で紹介しちゃうと思います。
オールカントリーはこれ1本で全世界株式へ分散投資ができるとても便利な投資信託です。またつみたてNISAでもこれ1本買っておけば問題ない思います。
これから投資を始める、つみたてNISAを始めようと考えている方はオールカントリーをぜひ検討してみてください?
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)に関してはこちらもご覧ください。
これから投資を始めてみようかなと思った方は、ぜひ以下記事もご覧ください。
基本的な資産形成の知識を身につけることが出来ます。
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