シオイ(@shioi401shioi)です。
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)(以下、オールカントリー)の第4期運用報告書が公表されています。
月次レポートでのウォッチからベンチマークとの乖離も少なく安定しているので不安要素はありませんでしたが引き続き第4期運用報告書でも全く問題ない内容でした。
第4期の実質コストは0.170%でした
まずは実質コストから見ていきます。
受益者還元型信託報酬率も2段階フルに適用されていること、純資産総額も5,000億円を突破し三菱UFJ国際投信さんのたゆまぬ運用効率の向上によるところもあってと思いますが第3期の実質コスト0.178%を0.008ポイント下回りました。
そしてベンチマークとの乖離についても見ていきます。
ベンチマークとの乖離は0.2%マイナスとこちらも文句なしです
月次レポートでもケチをつけることがありませんでしたが、第4期運用報告書でのベンチマークとの乖離は0.2%とベンチマークを下回る想定通りの安定した運用となりました。
ロシアとウクライナの戦争等色々なことが起こっており、これからもあまり楽観的な見方はできない気がしていますがどんな変動に対してもベンチマークに追随した運用をお願いしたいです。
分配金について
分配金は出ません。
留保益は信託財産に留保し、運用の基本方針に基づいて運用することになります。
基準価額と資産規模について
純資産総額は順調に増えており、第4期運用報告書時点(2022年4月25日)で5,064.87億となっています。基準価額は、16,958円となりました。
純資産総額5,000億円を突破していますが、1兆円目指して他ファンドを圧倒してもらいたいですね。
参考情報:総経費率について
前期に続き、参考情報ながら総経費率も記載されていました。
オールカントリーの総経費率は年率0.15%(第3期は年率0.15%)です。
いまだ総経費率をどう判断材料としてみるべきか分からないため、この総経費率に位置づけを分かりやすいものにしてもらいたいです。
第4期運用報告書も心配いらずの内容でした。
オールカントリーの第4期運用報告書の内容は以下の通りでした。
- 実質コストは0.170%(第3期は0.178% )
- 参考情報ながら総経費率は年率0.15%(第3期は年率0.15%)
- ベンチマークとの乖離は0.2%のマイナス。
- 純資産総額は5,064.87億円。(※2022年7月8日時点では5,766.16億円)
第3期から更に純資産総額が積み上がり運用効率も向上しているのだと思います。本当に万人にとってのファイナルアンサーな投資信託で、長期保有していきたい投資信託になりました。
他にも全世界株式クラスのインデックスファンドはありますが、仮に人にどれがいいと聞かれたらまずオールカントリー一択で紹介しちゃうと思います。
オールカントリーはこれ1本で全世界株式へ分散投資ができるとても便利な投資信託です。またつみたてNISAでもこれ1本買っておけば問題ない思います。
これから投資を始める、つみたてNISAを始めようと考えている方はオールカントリーをぜひ検討してみてください?
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)に関してはこちらもご覧ください。
特に投資にそれほど興味関心はないけれど資産運用はそこそこにしたいという方にとって現金:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)=5:5で保有するカウチポテトポートフォリオはアリだと思っています。
全世界株式インデックス投信と現金を5:5で保有するのは資産運用にこだわりがない人にとって最適解ではないか
過去の月次レポートはこちらをご覧ください。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)│月次レポート(2022年5月)
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)│月次レポート(2022年4月)
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)│月次レポート(2022年3月)
これから投資を始めてみようかなと思った方は、ぜひ以下記事もご覧ください。
基本的な資産形成の知識を身につけることが出来ます。
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