シオイ(@shioi401shioi)です。
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)(以下、オールカントリー)の第5期運用報告書が公表されています。
月次レポートでのウォッチからベンチマークとの乖離も少なく安定しているので不安要素はありませんでしたが引き続き第5期運用報告書でも全く問題ない内容でした。
第5期の実質コストは0.166%でした
まずは実質コストから見ていきます。
受益者還元型信託報酬率もフルに適用され、純資産総額も1兆円を突破し三菱UFJ国際投信さんのたゆまぬ運用効率の向上によるところもあり第4期の実質コスト0.170%を0.004ポイント下回りました。
そしてベンチマークとの乖離についても見ていきます。
ベンチマークとの乖離は0.3%プラスとこちらも文句なしです
月次レポートでもケチをつけることがありませんでしたが、第5期運用報告書でのベンチマークとの乖離は0.3%とベンチマークを上回る想定通りの安定した運用となりました。
外国株式インデックスマザーファンドのその他要因で0.3%上回りましたが、実質ベンチーマークにしっかり追随できており理想的な運用ですね。
分配金について
分配金は出ません。
留保益は信託財産に留保し、運用の基本方針に基づいて運用することになります。
基準価額と資産規模について
純資産総額は順調に増えており、第5期運用報告書時点(2023年4月25日)で1兆169.64億となっています。基準価額は、17,562円となりました。
2023年6月27日時点で純資産総額1兆2,180.03億円と2兆円目指して突き進んでいますね。
参考情報:総経費率について
オールカントリーの総経費率は年率0.15%(第4期は年率0.15%)です。
そして2024年4月からは交付目論見書への総経費率が掲載されることになり、一部新規設定ファンドは決算を迎えていないため総経費率は記載されないでしょうがいよいよ同じ土俵でコスト比較できる環境が実現しますね。
ここ最近の信託報酬率の数字遊び的なものに左右されずに同じ基準で比較して優劣を判断できることでよりよい投資環境の整備が一歩進んでいくことを願っています。
第5期運用報告書も心配いらずの内容でした。
オールカントリーの第5期運用報告書の内容は以下の通りでした。
- 実質コストは0.166%(第4期は0.170% )
- 総経費率は年率0.15%(第4期は年率0.15%)
- ベンチマークとの乖離は0.3%のプラス
- 純資産総額は1兆169.64億円(※2023年6月27日時点では1兆2,180.03億円)
第4期から更に雪山で雪玉が転がって大きくなっていくように加速度をつけて純資産総額が積み上がっています。本当に万人にとってのファイナルアンサーな投資信託で、長期保有していきたい投資信託になりました。
他にも全世界株式クラスのインデックスファンドはありますが、仮に人にどれがいいと聞かれたらまずオールカントリー一択で紹介しちゃうと思います。
オールカントリーはこれ1本で全世界株式へ分散投資ができるとても便利な投資信託です。またつみたてNISAでもこれ1本買っておけば問題ない思います。
これから投資を始める、つみたてNISAを始めようと考えている方はオールカントリーをぜひ検討してみてください?
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)に関してはこちらもご覧ください。
特に投資にそれほど興味関心はないけれど資産運用はそこそこにしたいという方にとって現金:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)=5:5で保有するカウチポテトポートフォリオはアリだと思っています。
全世界株式インデックス投信と現金を5:5で保有するのは資産運用にこだわりがない人にとって最適解ではないか
過去の月次レポートはこちらをご覧ください。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)│月次レポート(2023年5月)
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)│月次レポート(2023年4月)
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)│月次レポート(2023年3月)
これから投資を始めてみようかなと思った方は、ぜひ以下記事もご覧ください。
基本的な資産形成の知識を身につけることが出来ます。
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