シオイ(@shioi401shioi)です。
日本株式が好調みたいですね。日経平均も3万円を超えてバブル景気後の最高値を更新しているようですが皆さんこのウェーブに乗ってますか?
楽天VT含む全世界株式クラスのインデックスファンドでは5%前後ですが日本株式が入っていますので若干はその恩恵を受けられていることでしょう。
ただ欲張らず後追いでトレンドを追いかけることなく自分の航路を突き進んでいきたいですね。
2023年4月の月次レポートが公表されましたの確認していきたいと思います。
基準価額および純資産総額の推移について
まずは基準価額と純資産総額です。
基準価額は3月から384円プラスとなり16,964円となりました。
そして純資産総額は118.69億円増加して2,707.45億円です。
※ちなみに5月19日時点での純資産総額は2,863.17億円、基準価額は17,666円です。いよいよ純資産総額3,000億円突破が見えてきましたね。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_525,h_522/https://index-journey.com/wp-content/uploads/2023/05/e5d00d7fdd68d0be32b6a2bc03d5d594.jpg)
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_381,h_235/https://index-journey.com/wp-content/uploads/2023/05/6f047fb9c2e269d2ae99d95d7eec88a4.jpg)
ベンチマークとの乖離について
そして4月のベンチマークとの乖離ですが、設定来で6.3ポイント(3月は6.4ポイント)乖離は若干縮まりました。(ほぼ横ばいですね)
1年以内の乖離については問題ない動きですが、設定来の乖離差はもうこういうものと思ってしまった方が良さそうです。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_381,h_288/https://index-journey.com/wp-content/uploads/2023/05/2b098225a23664defad36f824849f9a5.jpg)
資産構成について
資産構成は以下の通りです。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_680,h_301/https://index-journey.com/wp-content/uploads/2023/05/06810260fcc36c205333dcdd697a002c.jpg)
VTに加えてバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(ティッカー:VTI)20.0%(3月19.2%)、バンガード・トータル・インターナショナル・ストックETF(ティッカー:VXUS)15.1%(3月14.4%)で全体の33.6%に比率があがっています。
ここからはファンドが購入しているVT、VTI、VXUSの2023年3月末時点のレポートになります。
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF レポート(2023年3月)
バンガード・トータル・ワールドストックETF(以下、VT)は1本で新興国を含む世界47カ国の株式に投資ができるETFです。
投資銘柄数は9,537銘柄と28銘柄増加しています。(前月は9,509銘柄)
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_267,h_77/https://index-journey.com/wp-content/uploads/2023/05/11ac2e4a3034bff293598757f61defce.jpg)
組入地域では前月と変わらずアメリカが5割超を占めています。
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)と比べると国・地域別構成比で中国が上位に入っている点が異なります。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_680,h_478/https://index-journey.com/wp-content/uploads/2023/05/600e5491314f575e41acda89dc063721.jpg)
銘柄はアメリカ企業が上位を独占です。
また銘柄名に特筆すべき変動もありません。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_680,h_329/https://index-journey.com/wp-content/uploads/2023/05/653db6022b11e0ccc6e32c3428664674.jpg)
バンガード・トータル・ストックETF レポート(2023年3月)
バンガード・トータル・ストックETF(以下、VTI)は米国株式市場の4,000銘柄以上をカバーしており、1本で米国株に幅広く投資することができるETFです。
投資銘柄数は3,871銘柄と36銘柄減少しています。(前月は3,907銘柄)
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_265,h_77/https://index-journey.com/wp-content/uploads/2023/05/b78418a69d3d84720bfb35097b012daf.jpg)
業種構成比は以下の通りです。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_680,h_433/https://index-journey.com/wp-content/uploads/2023/05/6b60991392e16e2c2a085ddcc0915e91.jpg)
VTとほぼ上位銘柄に関して違いはありません。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_576,h_333/https://index-journey.com/wp-content/uploads/2023/05/ecbfc5e007eaf6773a80c79af3785ec5.jpg)
バンガード・トータル・インターナショナル・ストックETF レポート(2023年3月)
バンガード・トータル・インターナショナル・ストックETF(以下、VXUS)は米国株式を除く全世界株式へ投資するETFです。
投資銘柄数は7,964銘柄と84銘柄増加しています。(前月は7,880銘柄)
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_267,h_82/https://index-journey.com/wp-content/uploads/2023/05/1c80a72972236b166aae966281411b59.jpg)
業種構成比、国・地域別構成比は以下の通りです。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_680,h_443/https://index-journey.com/wp-content/uploads/2023/05/8ca934812357f9cd3a5c6f71151f2044.jpg)
米国を除くと台湾のTSMが比率上位となっています。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_680,h_315/https://index-journey.com/wp-content/uploads/2023/05/e4710683604a3f70d441833e34df3af0.jpg)
つみたてNISAでの損益状況
つみたてNISAでの楽天VTの損益状況(2023年5月19日現在)は以下の通りです。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_680,h_164/https://index-journey.com/wp-content/uploads/2023/05/438ad9353969aa29cac70159c6413948.jpg)
損益率は70.93%と更に好調を維持してくれています。
まとめ
ファンド運用的には一定程度の規模となり運用も安定しているため変なことが起こる可能性は低いと思います。やっと純資産総額も3,000億円に手が届きそうなところまでやってきていますので引き続き堅実に運用をお願いできればというところです。
コスト面ではもう一段踏み込んでもらいたいという願望はあるものの仮に踏み込んでも他がかなり低コストなレベルにあるため値下げをしても訴求アピールが薄いというところもあって二の足を踏んでいるではと個人的には思ったりしています。
楽天VTは海外ETFへのアクセスを投資信託で容易にした点で画期的であり、VTを購入したいけれど海外ETFはちょっとという層を掴んで離さない商品です。
バンガード社の商品を手軽に持ちたいという方にはぴったりの商品だと思います。
楽天・全世界株式インデックス・ファンドに関してはこちらの記事もご覧ください。
過去の月次レポートはこちらをご覧ください。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2023年3月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2022年2月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2023年1月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2022年12月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2022年11月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2022年10月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2022年9月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2022年8月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2022年7月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2022年6月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2022年5月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2022年4月)
資産運用の基本を知りたい、書籍で学びたい方はこちらの記事もご覧ください。
コメント