シオイ(@shioi401shioi)です。
ノーロード・インデックスファンド「eMAXIS Slim」シリーズ合計純資産総額が2兆円到達後に訳8か月で3兆円を突破したとのプレスリリースが三菱UFJ国際投信さんから出されています。
近年のつみたてNISAやiDeCoをはじめとする各種制度の広がりと投資に対する考え方が少しずつ変わってきたことと低コスト競争によるほぼ最低ラインまでコストが下がったことが躍進の原動力でしょうか?
それでは2022年7月の月次レポートが公表されましたので、こちらを確認してみたいと思います。
基準価額および純資産総額の推移について
まずは基準価額と純資産総額です。
7月は基準価額は6月から回復してきており、純資産総額は6,079.18億円と積み増して6,000突破です。
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2022年8月10日時点の純資産総額は6,384.51億円です。
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基準価額は16,758円(+517円)と値上がりしました。
※2022年8月10日時点で17,018円です。
ベンチマークとの乖離について
そして7月の騰落率ですが設定来のベンチマークから+0.3ポイント上振れしています。
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また各マザーファンドの騰落率は以下の通りです。
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安定感のある運用で心配なしです。
資産構成について
資産構成は以下の通りです。前月と大きな変化はありません。
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組入地域ではやはりアメリカが5割超を占めているのも前月と変わりありません。
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組入上位10業種と10銘柄は以下の通りです。
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若干ですが比率に動きはありますが全体的に誤差の範囲内です。
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銘柄も変動は若干ありますが、アメリカ企業が上位をほとんど占めています。
分配金について
第4期も予定通り分配金は0円です。
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つみたてNISAでの保有状況について
8月10日現在のつみたてNISAでの損益状況は以下の通りです。
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損益率27.32%とまずまずの状況です。
まとめ
冒頭で記載した通り「eMAXIS Slim」シリーズの合計純資産総額が3兆円突破し、2兆円突破から約8ヶ月で到達するしました。幅広く支持を得られなければここまでの躍進はありえないはずですので、ぜひこの勢いを継続してさらに積み増ししていってほしいと思います。
そしてぜひ一物多価の状況に関してもメスを入れて、取り扱い商品の統一化に関しても前向きな対応をお願いしたいです。
繰り返し記載しているのですが低コストでこの1本で全世界へ投資できることは、各人にとってのコア投資の基盤を作るうえでベターな選択肢(ほぼファイナルアンサー)だと思っています。
信託報酬も最低水準となり、各資産クラスを自作して全世界株式を実現するよりも本ファンド1本の方が低コストというファンドです。
アセットアロケーションを全世界株式の時価総額加重平均のウエイトで納得できて、さらに全世界株式クラス最安値に信託報酬を追従してくるのであれば本ファンド一択で問題ないと思います。
シオイは、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をSBI証券で三井住友カードによる積立投資をしています。
全世界株式へこれ1本でシンプルに投資ができ、これからつみたてNISAを始める方に文句なしにおススメできる商品です。
特に投資にそれほど興味関心はないけれど資産運用はそこそこにしたいという方にとって現金:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)=5:5で保有するカウチポテトポートフォリオはアリだと思っています。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)に関してはこちらの記事もご覧ください。
資産運用の基本を知りたい、書籍で学びたい方はこちらの記事もご覧ください。
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