シオイ(@shioi401shioi)です。
資産形成のために必要な3つの要素(①収入を増やす ②支出を抑える ③運用利回りを上げる)の内、①収入を増やすことについて考えてみたいと思います。
資産形成の3つの要素についてはこちらをご覧ください。
資産形成を行う上で重要な3つの要素
おさらいですが、資産形成は、下記要素によって構成されます。
資産運用を始める上で最も重要な要素である「収入を増やす」ことについて考えてみたいとおもいます。
「収入を増やす」とはどういうことなのか?
収入を増やすとは単純に言えば、働いてお金を稼ぐということを思い浮かべる方が多いと思います。
単純に働いてお金を稼ぐことも収入を増やすことになりますが、誰もが二つの資本を持っています。
それは人的資本と金融資本です。
・人的資本…退職までに自分自身で稼いだお金を指します。
・金融資本…逆に自分自身で稼いだお金で積立てた又は購入した貯蓄、株式、債券、投資信託を指します。
この2つの資本は、新卒で就職して退職するまでの間で下記図の通り推移していくことになります。
人的資本は、新入社員として入社した時点が最も豊富で、その後退職までの間に逓減していきます。
逆に金融資本は、入社時点では最も少なく退職時に向けて徐々に大きくなっていきます。
それぞれの資本については、以下のことが言えます。
・人的資本を活用する = 仕事を頑張り、スキルアップして収入を上げる
・金融資本を活用する = 資産運用を行い、資産を増やす。
つまり、資産形成を行うとは以下のことを行っていくことになります。
- 一生懸命仕事に励む、ビジネススキルを磨きステップアップし(=人的資本を活用する)、収入を上げる。
- そして支出を抑えることで、貯蓄を積み上げる。
- 積み上がった貯蓄をもとに資産運用を行う(=金融資本を活用する)ことで、資産を増やしていく。
収入を上げることについては、人それぞれ色々な方法がありますし、絶対に収入が上がる方法もありません。
それでも一つ言えることは、「若いうちは自分自身の人的資本をフル活用して収入を上げください。また投資の勉強も同時進行で始めましょう。」ということです。
ただし投資を始め際には余裕資金で始めてください。
リスクに耐えられない家計状況で投資を始めてしまうことほど愚かなことはないと思います。
繰り返しになりますが、まずは仕事を頑張って収入を上げていきましょう。
ただし収入を増やしても、支出が比例して増えてしまっては元も子もありません。
次回は、その支出を管理する(お金の管理)について考えてみたいと思います。
まとめ
・誰でも人的資本と金融資本を持っている。
人的資本 → 退職までに自分自身で稼いだお金
年齢とともに人的資本は逓減。
金融資本 → 自分自身で稼いだお金で積立てた又は購入した貯蓄、株式、債券、投資信託
年齢とともに金融資本は逓増。
・若いうちは人的資本をフル活用して、収入を上げることに注力しましょう。
投資の勉強も始めていきましょう。ただ実際に投資は余裕資金で行いましょう。
インデックス投資は、それほど自分の時間を割かずに行うことができ、再現性の高い投資方法です。
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