シオイ(@shioi401shioi)です。
投資ブロガーのNightWalkerさん(NightWalker’s Investment Blog)が昨年の吊ら男さん(吊られた男の投資ブログ)、水瀬ケンイチさん(梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー)に続いてインデックス投資本を出版されました。
NightWalkerさんとはバンガードのブロガー交流会でご一緒させていただき、Found of the year2017の懇親会で名刺交換してもらい、ほんの少し話しただけなのですがとても物腰柔らかな方という印象です。
NightWalkerさんはすでにアーリーリタイアされ、出口戦略も実践中です。
本書ではインデックス投資の始め方はもちろんのこと、アーリーリタイアや出口戦略についての経験談を余すところなく知ることができます。
これから投資をはじめようかと思っている人、すでにインデックス投資を始めている人にとっても参考になる一冊です。
説明しようと思うと難しくなりがちな投資について居酒屋で知合いから話を聞くノリでやさしく書かれています
具体的なこの商品がおススメ等の紹介を期待している人には物足りないかもしれませんが、インデックス投資を始めるにあたって必要十分な情報が網羅されており、分かりやすく説明がなされています。
特に長期投資を始めるのにタイミングを計る必要は無く、始めるなら今でしょ!という筆者の意見には賛同です。
これが数年前の投資環境であればいざ知らず、今現在は金融庁テコ入れでつみたてNISAが推進されています。
そしてつみたてNISA向けに低コストなインデックスファンドが昨年は多数新規設定されました。
まさに積立投資を始める環境が十分に整っています。これでやらない理由を探す方が難しい。国から折角、投資収益の非課税枠を与えられているのに使わないのは損です。
筆者の実体験によるアーリーリタイア、出口戦略だけでも読む価値はあります
インデックス投資を実践されている方でアーリーリタイアされていたり、出口戦略を手掛けている人はまだ少数です。
そのような状況ですでにアーリーリタイアされている筆者の実体験、感想を読むことが出来るのはとても貴重な体験です。
アーリーリタイアを決断した判断基準や仕事を辞めることによる支出が意外と大きいなど実際に経験してみなければ分からないことを知ることができます。
ただしアーリーリタイアは究極の自己責任と筆者が言っているように誰でも向いている訳ではありません。自由は意外と大変で、ただ自由になりたいだけでアーリーリタイアを考えてしまうのは拙速でしょう。
今後はどんなインデックス投資家の本が出てくるのでしょうか?
昨年からインデックス投資家さんの書籍が世に出回るようになっています。
インデックス投資の始め方もさることながらその投資家さんの投資実践記や経験談を語るような書籍が今後も増えていくのでしょうか?
これから先の事は分かりませんが、一過性のものでなくいつの世にもインデックス投資を始めたいと思った時に参考になる書籍が出回っている事を願います。
本当に自分が投資を始めようと思っていたころと比較すると情報量も投資環境も格段に改善しています。
投資本といっても気負わず読み進めることができますので、まず投資に興味をもったら読んでみてください。
アーリーリタイアや出口戦略にピンとこなくてもインデックス投資の基本は本書を読むことで身に付くことができます。
投資初心者向けのお金の管理やインデックス投資に関するおススメ本はこちらをご覧ください。
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