シオイ(@shioi401shioi)です。
身内でもなかなか投資の話は話題にならず、ましてや会社などではなかなか投資の話題で盛り上がる機会はほとんどありません。
そんな中、日経電子版にこんな記事があります。
つみたてNISA、認知は3割 若い世代が利用に前向き
まだまだつみたてNISAの認知度は低いけれど資産形成の必要性を感じている人はそれなりにいるようです。
シオイがそんな資産形成の必要性を感じている人に話す機会があるならインデックス投資をオススメしたいと思います。
資産形成を考える前に
ですがまず資産形成を考える前に確認しておくことがあります。
毎月の家計収支はプラスになっていますか?
毎月の収支がマイナスであれば、ますは資産形成の前にプラスにするよう改善しましょう。
金額の大きい保険料や通信費等の固定費を見直していきましょう。
貯金はありますか?
いざという時に使える現預金はありますか?
人によって給与の半年分や2年分あった方がと考え方は色々です。
昔は、ある程度現預金を貯めてから余剰資金で投資をしましょうという流れでした。
今は少額から投信を購入することが出来るので、投資と貯金を同時並行で行うことが出来ます。
貯金がない、又は貯金している最中の方は貯金や投資に回せる金額を把握して、貯金と投資とどう配分するのかを考えてみましょう。
それでは本題に入りましょう。
これから投資を始めたいと思ったらインデックス投資をおすすめしたい5つの理由
インデックス投資をお勧めしたい5つの理由は以下の通りです。
1.投資にかける時間を最小限に抑えられること
個別株のように各種指標やニュースから分析を行う必要はありません。
そして常にマーケットの動向を気にする必要はなく、毎月決めた日に引落口座にお金を準備して積立を実行するだけです。
もちろんどの投信を購入するのかは調べる必要はありますが、低コストなインデックス投信は数が限られているのでそれも時間のかかるものではありません。
ただ毎月積立投資を実行し、年に1,2回資産状況を確認するだけでお終いです。
残りの時間は、仕事、自己啓発、家族と過ごす、趣味に没頭したりと自分の時間をやりたい事に注力することができます。
2.長期的に見れば、そこそこのパフォーマンスを得られる可能性が高いこと
インデックス投資は長期投資が前提です。
長期的に積立投資を行っていくことで平均的な利回りとして5~6%程度のリターンを得られる可能性が高まります。
マーケットは山あり谷ありですから常に右肩上がりに資産が増えていくわけではありません。
もちろん暴落時には元本割れすることもあります。
それでも長期的に見た場合には、大きく勝てはしませんがそこそこのリターンを手にする可能性が高いです。
3.最低金額100円から全世界へ分散投資を行うことができて、お試しからでも始めやすいこと
少し前まではある程度種銭を貯めてからでないと始めにくいといったことがありました。
今や投資環境はかなり整備されており、SBI証券や楽天証券では100円から投信を購入することができようになっています。
楽天ポイントを貯めている方なら楽天ポイントで投信を購入できる時代です。まずはお試しに少額から始めてみるというのも一つだと思います。
4.国の優遇制度(ideco・つみたてNISA)が利用できること
利用できる国の制度は使わなければ損です。
個人型確定拠出年金(ideco)では、毎月の掛金が「全額所得控除」の対象となり、運用益は非課税になります。
つみたてNISAは非課税投資枠から得た利益・分配金にかかる税金はゼロとなります。
それぞれ運用益や分配金への税金がゼロになるということはその分だけパフォーマンスを向上させることができます!!
5.再現性の高い投資方法であること
雑誌記事で特集されているような株で大儲けするような事例はなかなか再現しにくいものです。
それと比べるとインデックス投資は誰が行っても大きく差がつく投資手法ではありません。
大きく差が付かないと言いましたが、一つだけ前提があります。
それはどんなマーケットがどんな状況にあっても退場せずに積立投資し続けることが前提条件です。
保有していたインデックス投信の資産状況について(一例)
参考までにシオイが2010年7月から2015年4月まで積立投資をしていたemaxis先進国株式インデックスの資産推移を公開します。
途中でNISA口座での買付に切り替えたため途中で積立を停止しています。また2017年に住宅ローンの一部を繰り上げ返済するために売却してしまいました。
元本の2倍近くとなり、かなり出来過ぎな事例ですが資産が増えていくイメージを持ってもらえればと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
インデックス投資では、個別株等のテクニック等は一切身に付きませんが、一度積立投資を仕組化してしまえばあとはほったらかして自分の時間を好きなことに注力することが出来ます。
国からのidecoやつみたてNISAといった追い風もあり、インデックス投資を始めてみるにはいい機会だと思います。
インデックス投資と配当金生活を目指す投資はどちらが老後資金の貯蓄に向いているのか考えてみました。
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