シオイ(@shioi401shioi)です。
先月(6月)にとうとう純資産総額1,000億円を突破して、勢いが増したのかそれとも我が道を行くマイペースで積み上げていくのか今後の動きがきになる楽天・全世界株式インデックス・ファンドです。
さて6月のレポートが開示されましたので見ていきたいと思います。
基準価額および純資産総額の推移について
まずは基準価額と純資産総額です。
基準価額は5月から322円値上がりして15,228円となりました。
そして純資産総額は78.96億円増加して1,044.23億円と1,000億円を突破しました!!
※ちなみに7月19日時点での純資産総額は1,075.39億円、基準価額は15,014円となっています。
ついに1,000億円の大台を突破でめでたいですね!
ベンチマークとの乖離について
そして6月のベンチマークとの乖離ですが、設定来で4.3ポイント(5月は4.2ポイント)乖離は若干広がりました。
1年以内の乖離については問題ない動きですが、設定来の乖離差はもうこういうものと思ってしまった方が良さそうです。
資産構成について
資産構成は以下の通りです。
VTを購入するというシンプルで分かりやすいファンドです。
ここからはファンドが購入しているVTの2021年5月末時点のレポートになります。
投資銘柄数は9,017銘柄と変動ありませんでした。(前月は9,017銘柄)
組入地域では前月と変わらずアメリカが5割超を占めています。
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)と比べると国・地域別構成比で中国が上位に入っている点が異なります。
銘柄はアメリカ企業が上位を独占です。
また銘柄名に特筆すべき変動もありません。
つみたてNISAでの損益状況
つみたてNISAでの楽天VTの損益状況(2021年7月19日現在)は以下の通りです。
損益率は46.43%と相変わらず好調です。
まとめ
純資産総額1,000億円突破はめでたいもののライバルのeMAXISSlim全世界株式(オールカントリー)と比較してしまうとその資金流入の勢いに物足りなさを覚えてしまいます。
目立つことをするのであればコスト見直しになるのですが、今のところコスト競争に加担するようには見られずどこまで我が道を貫き通せるか今後の行く末を見守りたいです。
楽天VTは海外ETFへのアクセスを投資信託で容易にした点で画期的であり、VTを購入したいけれど海外ETFはちょっとという層を掴んで離さない商品です。
バンガード社の商品を手軽に持ちたいという方にはぴったりの商品です。
楽天・全世界株式インデックス・ファンドに関してはこちらの記事もご覧ください。
過去の月次レポートはこちらをご覧ください。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年4月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年3月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年2月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年1月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年12月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年11月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年10月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年9月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年8月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年7月)
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