シオイ(@shioi401shioi)です。
円安が加速して、1ドル=138円台になっているようです。
少し前までの状況からここまで急激に変化していくなんて誰にも予測できなかったんじゃないでしょうか?
為替に関しては先を読むことは諦めてその時その時のレートを受け入れていった方が、精神衛生上いいかもしれませんね。
それでは2022年6月の月次レポートが公表されましたの確認していきたいと思います。
基準価額および純資産総額の推移について
まずは基準価額と純資産総額です。
基準価額は5月から314円値下がりして15,818円となりました。
そして純資産総額は34.65億円増加して1,821.10億円となっています。
※ちなみに7月14日時点での純資産総額は1,853.44億円、基準価額は15,734円となっています。
なかなか純資産総額2,000億円に届きそうで届かないですね。
ベンチマークとの乖離について
そして5月のベンチマークとの乖離ですが、設定来で5.8ポイント(5月は5.0ポイント)乖離は広がりました。
1年以内の乖離については問題ない動きですが、設定来の乖離差はもうこういうものと思ってしまった方が良さそうです。
資産構成について
資産構成は以下の通りです。
VTに加えてバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(ティッカー:VTI)4.6%(5月2.7%)、バンガード・トータル・インターナショナル・ストックETF(ティッカー:VXUS)4.4%(5月1.9%)で全体の9%程度比率があがっています。
ここからはファンドが購入しているVTの2022年5月末時点のレポートになります。
投資銘柄数は9,471銘柄と43銘柄減少しています。(前月は9,514銘柄)
組入地域では前月と変わらずアメリカが5割超を占めています。
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)と比べると国・地域別構成比で中国が上位に入っている点が異なります。
銘柄はアメリカ企業が上位を独占です。
また銘柄名に特筆すべき変動もありません。
つみたてNISAでの損益状況
つみたてNISAでの楽天VTの損益状況(2022年7月14日現在)は以下の通りです。
損益率は51.70%とまだまだ余力はあります。
まとめ
4月からバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(ティッカー:VTI)、バンガード・トータル・インターナショナル・ストックETF(ティッカー:VXUS)が徐々に比率を増やして9%程度となりました。
まだ比率があがっていくのか分かりませんが、来期以降のコスト面でその効果が出てくるといいですね。
楽天VTは海外ETFへのアクセスを投資信託で容易にした点で画期的であり、VTを購入したいけれど海外ETFはちょっとという層を掴んで離さない商品です。
バンガード社の商品を手軽に持ちたいという方にはぴったりの商品だと思います。
楽天・全世界株式インデックス・ファンドに関してはこちらの記事もご覧ください。
過去の月次レポートはこちらをご覧ください。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2022年6月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2022年4月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2022年3月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2022年2月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2022年1月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年12月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年11月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年10月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年9月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年8月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年7月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年6月)
資産運用の基本を知りたい、書籍で学びたい方はこちらの記事もご覧ください。
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