シオイ(@shioi401shioi)です。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)(以下、Slim S&P500)の運用報告書が2020年7月8日に公表されました。
月次レポート等のウオッチ記事にはしていませんが、毎月積み立てているファンドです。
全世界株式への投資を変えるつもりはありませんが、相変わらず米国株式市場は好調ですので、その恩恵を預かろうと少し米国株式の割合を増やしています。
つみたてNISAでも現在積み立てていますがSlim S&P500の第2期運用報告書から巡航速度に乗って安定運用されていることが分かりました。
実質コストは約0.163%と文句なしの水準です
まずは実質コストから見ていきます。
今回は1年間の決算なので第1期と異なり実質コストの補正は不要です。
なので上記コスト0.203%は1年間の実質コストではないことに注意が必要です。
1年間(365日)としてコストを計算し直して、実質コストを算出してみたいと思います。
第2期実質コスト 0.163%
第1期実質コスト 0.25419%
1年間補正してのおおよその実質コストとの比較ですが、2年目に入って更に運用も安定してきていることが見て取れますね。
そしてベンチマークとの乖離についても見ていきます。
ベンチマークとの乖離は0.1%と上回りました
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)と同様にほどんど心配していませんでしたが、第2期運用報告書でのベンチマークとの乖離は第1期と同様に0.1%と信託報酬等のコスト分を跳ねのけてしまいました。
ほぼベンチマークに連動して推移できているのはインデックスファンドとして理想的ですね。
分配金について
分配金は出ません。
留保益は信託財産に留保し、運用の基本方針に基づいて運用することになります。
基準価額と資産規模について
純資産総額は順調に増えており、第2期運用報告書時点(2020年4月27日)で851.8億となっています。
第1期の170億円から5倍近く増加しており、米国株式への人気の高さがうかがえます。
基準価額は、10,409円とコロナショックの影響を受けていますが仕方ありませんね。
2020年7月10日時点で純資産総額は1,200.31億円まで積み上がっています。
受益者還元型信託報酬の3段階全て発動していますから来期もコストは更に下がりそうです。
総経費率は年率0.15%と下がっています
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)と同様に参考情報ながら総経費率も下がっています。
Slim S&P500の総経費率は年率0.15%(第1期は年率0.23%)です。
引き続き低コストな運用をお願いしたいです。
引き続き抜群の安定感だった第2期運用報告書です
Slim S&P500の第2期運用報告書の内容は以下の通りでした。
- 実質コストは約0.163%
- 参考情報ながら総経費率は年率0.15%
- ベンチマークとの乖離は0.1%のプラス。その要因は、マザーファンド保有による影響
- 純資産総額は851.8億円。(※2020年7月10日時点では1,200.31億円)
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)と同様に安定感のあるファンド運用で第2期運用報告書も全く問題ありませんでした。
米国株式投資をしたいと考えていても個別株やETFをドル建てで買うのは難易度が高いと考えて二の足を踏んでいる方はぜひSlim S&P500を検討してみてください。
僕も積立投資してガチホ(ガッチリホールド)している投資信託です!!
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)、楽天全米株式インデックス・ファンドに関してはこちらもご覧ください。
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基本的な資産形成の知識を身につけることが出来ます。
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