シオイ(@shioi401shioi)です。
参加できませんでしたがインデックス投資ナイト2023は盛況のうちに終わったみたいで何よりです。来年こそは参加したいと思いますが、その前に年明けのFund of the Year2023の授賞式のリアル会場が復活するならまずはそこから参加していきたいですね。
それでは2023年6月の月次レポートが公表されましたので、こちらを確認してみたいと思います。
基準価額および純資産総額の推移について
まずは基準価額と純資産総額です。
6月の基準価額は5月から1,396円プラスとなり、純資産総額は12,511.01億円です。
2023年7月12日時点の純資産総額は12,548.27億円とペースダウンしてます。順調にきた反動というか揺り戻しですかね。
基準価額は19,676円(+1,396円)となりました。
※2023年7月12日時点で19,151円です。
ベンチマークとの乖離について
そして6月の騰落率ですが設定来のベンチマークから+0.3ポイント上振れしています。
また各マザーファンドの騰落率は以下の通りです。
安定感のある運用で心配なしです。
資産構成について
資産構成は以下の通りです。前月と大きな変化はありません。
組入地域ではアメリカが5割超を占めています。
組入上位10業種と10銘柄は以下の通りです。
若干ですが比率に動きはありますが全体的に誤差の範囲内です。
銘柄も変動は若干ありますが、アメリカ企業が上位を独占しています。
分配金について
2023年4月25日に第5期決算を迎えていますが、予定通り分配金は0円です。
つみたてNISAでの保有状況について
7月12日現在のつみたてNISAでの損益状況は以下の通りです。
損益率35.23%と引き続きまずまずの状況です。
まとめ
運用状況に関しては特に異常なことが起こることもなく非常にベンチマークに追従した運用をしておりほどんと心配するようなところはありません。
ただし来年以降は数字遊びかどうかわかるTracers MSCIオール・カントリー(全世界株式)の第1期決算内容が優れていたものであるとするならば2025年以降での総経費率での比較となった際には大いなる脅威となりそうです。
その際には総経費率という土台での比較となるので、いよいよeMAXISSlimのコンセプト通り業界最低水準の運用コストを目指すのか真価が問われるところになるでしょう。
願わくばコンセプトを貫き通して、更に一強の地位を確固たるものにしてもらいたいと思います。
繰り返し記載しているのですが低コストでこの1本で全世界へ投資できることは、各人にとってのコア投資の基盤を作るうえでベターな選択肢(ほぼファイナルアンサー)だと思っています。
信託報酬も最低水準となり、各資産クラスを自作して全世界株式を実現するよりも本ファンド1本の方が低コストというファンドです。
アセットアロケーションを全世界株式の時価総額加重平均のウエイトで納得できて、さらに全世界株式クラス最安値に信託報酬を追従してくるのであれば本ファンド一択で問題ないと思います。
シオイは、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をSBI証券で三井住友カードによる積立投資をしています。
全世界株式へこれ1本でシンプルに投資ができ、これからつみたてNISAを始める方に文句なしにおススメできる商品です。
特に投資にそれほど興味関心はないけれど資産運用はそこそこにしたいという方にとって現金:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)=5:5で保有するカウチポテトポートフォリオはアリだと思っています。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)に関してはこちらの記事もご覧ください。
資産運用の基本を知りたい、書籍で学びたい方はこちらの記事もご覧ください。
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