シオイ(@shioi401shioi)です。
2025年の出だしはなかなか一進一退と昨年に比べると今のところだけですがやや踊り場的なところに入ったのかなと感じています。ここから下げて冬の我慢の時代がやってくるのかは分かりませんが「個人投資家が選ぶ! Fund of the Year 2024」でeMAXIS Slimシリーズがなんだかんだで8本も選出されたそうです。この調子で相場変動に関わらず資産が積み上がっていってもらいたいものです。
それではeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(以下、オルカン)の2025年1月の月次レポートが公表されましたので確認してみたいと思います。
基準価額および純資産総額の推移について
まずは基準価額と純資産総額です。
1月の基準価額は12月から19円プラスとなり、純資産総額は54,814.33億円と引き続き順調に純資産を積み上げています。
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基準価額は27,705円(+19円)です。
※2025年2月12日時点で27,561円です。
ベンチマークとの乖離について
そして1月の騰落率ですが設定来のベンチマークから+0.5ポイント上振れしていますがほぼ理想通りの運用ですね。普通、ベンチマークに追随してもそこからコスト分はベンチマークからマイナス乖離するものですが乖離が上振れしている点は運用のうまさと全社一丸となったコスト削減活動によるところが大きいのだと思います。
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また各マザーファンドの騰落率は以下の通りです。
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安定感のある運用で心配なしです。
資産構成について
資産構成は以下の通りです。前月と大きな変化はありません。
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組入地域ではアメリカが6割超を占めています。
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組入上位10業種と10銘柄は以下の通りです。
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若干ですが比率に動きはありますが全体的に誤差の範囲内です。
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銘柄も変動は若干ありますが、アメリカ企業が上位を独占しています。
基準価額の変動要因(概算)について
基準価額の変動要因(概算)は以下の通りです。
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1月の先進国株式のプラス分を為替が相殺して、全体的にはほぼトントンという状況です。為替要因はそこそこ影響が大きいですよね。
分配金について
2024年4月26日に第6期決算を迎えていますが、予定通り分配金は0円です。
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NISAでの保有状況について
2月12日現在のNISAでの損益状況は以下の通りです。
NISA
成長投資枠:14.10% つみたて投資枠:11.79%
旧つみたてNISA:112.49%
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2025年の終わりにはどんな状況になっているのでしょうか?そろそろぬるま湯的な相場もお終いになってくるのかもしれませんね。
まとめ
1月も大きな変動もなく盤石な運用がなされています。2024年以前のように毎月右肩上がりの上昇相場だと精神的にも非常に安心というか楽観できるのですが、なかなか一進一退が続くような時期こそいかに耐えていけるのかが長期投資においては非常に重要なポイントです。
株式相場を気にすることが無いように積立投資を仕組化して毎月意識することなく呼吸をするように積立投資を行っていくことが大切になってきます。
そして三菱UFJアセットマネジメントのオルカンで低コストにこの1本で全世界へ投資できることは、各人にとってのコア投資の基盤を作るうえでベターな選択肢(ほぼファイナルアンサー)だと思っています。
信託報酬も最低水準となり、各資産クラスを自作して全世界株式を実現するよりも本ファンド1本の方が低コストというファンドです。
アセットアロケーションを全世界株式の時価総額加重平均のウエイトで納得できて、さらに全世界株式クラス最安値に信託報酬を追従してくるのであれば本ファンド一択で問題ないと思います。
シオイは、オルカンをSBI証券で三井住友カードによる積立投資をしています。
全世界株式へこれ1本でシンプルに投資ができ、これからつみたてNISAを始める方に文句なしにおススメできる商品です。
特に投資にそれほど興味関心はないけれど資産運用はそこそこにしたいという方にとって現金:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)=5:5で保有するカウチポテトポートフォリオはアリだと思っています。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)に関してはこちらの記事もご覧ください。
資産運用の基本を知りたい、書籍で学びたい方はこちらの記事もご覧ください。
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