書評『彼はそれを「賢者の投資術」と言った』を読みました|水瀬ケンイチさん最新刊は「水瀬さんの航海記」です

彼はそれを「賢者の投資術」と言った 資産運用
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シオイ(@shioi401shioi)です。

日本のインデックス投資環境はますます充実し、多くの人が投資への関心を高めています。そんな中、インデックス投資の草分け的存在で情報発信を続けてきた水瀬ケンイチさんの最新刊が登場しました。

新刊は2025年8月7日発売の『彼はそれを「賢者の投資術」と言った』(Gakken)です。

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『彼はそれを「賢者の投資術」と言った』ってどんな本

まずは26歳で貯金ゼロ・車2台分のローン返済に追われていたサラリーマンが、インデックス投資を続けた結果、資産1億円以上を築いた実話がここにあります。投資初心者でも始められる“インデックス投資”の魅力と「投資の本質」が詰まった話題の投資本、『彼はそれを「賢者の投資術」と言った』の魅力を、やさしくご紹介します。

インデックス投資とは?──難しくない、コツコツ続ける投資法

インデックス投資とは、特定の会社を選ぶのではなく、市場全体に分けて投資する方法。専門知識がなくても、毎月同じように積み立てるだけで続けられるのが最大の魅力です。

貯金ゼロからスタート、普通のサラリーマンでも資産1億円へ

26歳、貯金ゼロ・車のローン2台。そんな苦しいスタートから、25年にわたり“愚直に”積み立て続けた結果、資産を1億円以上に育てたリアルな投資の軌跡が描かれています。

挫折も包み隠さず─暴落や「下手なナンピン」も全部赤裸々に

リーマン・ショックやコロナの暴落、思い切った買い増しで失敗した経験もすべて記録。なぜ長く続けられたか、その理由が読めば腹落ちします。

「投資は手段」──お金と人生のバランスを考える真理

第Ⅱ部では、「投資は目的ではない」「お金をどう使うかが投資の行き着くところ」といった、投資の先にある本質が哲学的に整理されています。

投資初心者にも優しいQ&Aとスタートガイド付き

「いくらから始めれば?」「50代からでも間に合う?」など、リアルな質問に答えるQ&Aや、初心者が迷わず始められるステップも充実です。


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まとめ:この本は、資産形成期の方、投資初心者に刺さる1冊です

本書は、水瀬ケンイチさんがこれまでに書かれたインデックス投資本をさらに深掘りし、「人生の航海記」とも言える内容になっています。私自身、インデックス投資ファンドが登場してから投資を始め、十数年が経ちました。読み進める中で、これまでの投資歴を振り返り、多くの出来事があったことを実感しました。

この本は、資産形成期に金融資産を積み上げている方にとって、とても共感できる内容だと思います。

  • 投資の目的を問う哲学もあり、心に残る投資本。
  • 華やかな成功だけでなく、挫折や迷いも書かれているからこそ、自分ごととして読めます。

また、投資初心者の方にも響く内容となっています。特にこれから投資を始める方は、巻末の「さあ、始めよう! 日本人向けに最適化したインデックス投資スタートGUIDE」を先に読んでから本編を進めると、よりインデックス投資への理解が深まると思います。

  • リアルな失敗と継続の記録だから「自分にもできそう」と思える。
  • Q&Aや具体的スタートガイド付きで、行動の後押しになる。

『賢者の投資術』は、単なる投資本ではなく、資産形成のロードマップです。
初心者がつまずきやすいポイントと、その乗り越え方がリアルに描かれているので、ぜひ一読をお薦めします。

本書に興味をお持ちの方は、以下から購入をご検討ください。

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