初心者のためのインデックス投資の始め方 | 資産配分(アセットアロケーション)が運用成績の9割を決める!

資産配分が運用成績を左右する 資産運用
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生活防衛資金とリスク許容度を決めたら次は資産配分(アセットアロケーション)を決めます。

実は投資においてこの資産配分(アセットアロケーション)が運用成績の9割を決めると言われています。

それだけ重要なものなので慎重にじっくりと決めなければいけないのかというとそんなことはありません。

こだわりがある人は色々シミュレーションをすればいいですが、そこまで時間を割いていられない方も多いと思います。

今回は初心者に適している資産配分を教えたいと思います。

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資産配分(アセットアロケーション)って何のこと?

資産配分(アセットアロケーション)とは何のことなのでしょうか?

これは運用するお金を国内外の株式や債券などにどのような割合で投資するのかを決めることをいいます。

資産は、「現預金」「国内株式」「国内債券」「外国株式」「外国債券」「不動産」「商品・金」など、同じような特性を持つ商品のグループを指します。

資産配分(アセットアロケーション)は、その人の資産状況やリスク許容度、運用目的などによって異なります。

まずは上記資産を大きく無リスク資産(現預金)とリスク資産(株式、債券、不動産)の二つに区別します。

無リスク資産は、生活防衛資金とそれ以外の現預金です。

より安全に考える場合は、生活防衛資金は無リスク資産からも外して別枠の資金とします。

今回は生活防衛資金とそれ以外の現預金はまとめて無リスク資産と考えることにします。

リスク資産は、あなたがこれから資産運用で購入する株式や投資信託、債券になります。

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無リスク資産とリスク資産の割合をどの割合で持つのか

無リスク資産とリスク資産をどのような割合で持つべきなのか?

よく言われるのが「100 – 自分の年齢 = リスク資産割合」にしたらいいでのはないかという資産運用のルールの提案です。

20歳であれば、無リスク資産:リスク資産=20:80となり、60歳であれば無リスク資産:リスク資産=60:40といった具合に年齢とともにリスク資産の割合を徐々に減らしていきます。

年齢とともにリスク許容度も変化していくため、定期的な見直しが必要となります。
上記の考え方が一般的に主流です。

ですが初心者にとっては、無リスク資産とリスク資産を1:1の割合で持つのがおススメです。

その理由は、以下2点です。
①資産管理がシンプルなこと
②儲けはそこそこだけど、リスクもそれなりに抑えられること

あまり手間をかけたくない人にとってみれば無リスク資産:リスク資産=1:1の割合で持つことはシンプルで分かりやすいルールです。

投資を始めて購入した投資信託や株式の値動きに慣れ、暴落でも狼狽しないようになってから、この比率も自分で見直していけばいいと思います。

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リスク資産の中身はどんな資産をどの割合で持つべきか?

先ほど無リスク資産:リスク資産=1:1で保有することを決めました。
続いて今度はリスク資産の中身について決めます。

これも人それぞれ好みが分かれるところです。
ですが初心者が購入すべきインデックスファンドは以下3つだけでOKです。

①日本株式インデックスファンド
②先進国株式インデックスファンド
③新興国株式インデックスファンド

この3つのインデックスファンドを組み合わせて全世界の株式市場への資産配分を再現するだけです。

全世界の株式市場への資産配分をどう再現するのか

全世界の株式市場への資産配分を再現する方法は以下3つの方法が考えられます。

①全世界株式を1本の投資信託で購入する。

②日本株式と外国株式の2本の投資信託で購入する。(日本株式:外国株式=1:9の比率で購入)

③日本株式、先進国株式、新興国株式の3本の投資信託で購入する。(日本株式:先進国株式:新興国株式=1:8:1の比率で購入)

①で購入する商品は、以下になります。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド 信託報酬含:0.2296%(税込)

ただし実質コストが高いため、どうしても保有商品を1本にしたいという方以外は②・③をおススメします!!

商品詳細については以下記事をご覧ください。

楽天・バンガード・ファンドの創設、第一弾ファンドから期待大か!
...

また②、③で再現する場合には、eMAXIS slimシリーズがおススメです。
eMAXIS slimシリーズは業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続けるファンドです。

購入後も信託報酬等を随時見直す可能性があり、他商品に乗り換える必要がありません。
なのでガチホ(ガッチリホールド)できるインデックスファンドです。

②の場合は以下商品を購入します。
日本株式:eMAXIS slim 国内株式(TOPIX) 信託報酬(税込)0.17172%

外国株式:eMAXIS slim 全世界株式(除く日本) 信託報酬(税込)0.15336%

 

③の場合は以下商品を購入します。
日本株式:eMAXIS slim 国内株式(TOPIX) 信託報酬(税込)0.17172%

先進国株式:eMAXIS slim 先進国株式インデックス 信託報酬(税込)0.11772%

新興国株式:eMAXIS slim 新興国株式インデックス 信託報酬(税込)0.20412%

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まとめ

・資産配分(アセットアロケーション)は運用するお金を国内外の株式や債券などにどのような割合で投資するのかを決めること

・無リスク資産:リスク資産=1:1の比率がおススメ

・リスク資産は、日本株式インデックスファンド、先進国株式インデックスファンドと新興国株式インデックスファンドを組み合わせて、全世界の株式市場への資産配分を再現する

・1本で実現するなら楽天・全世界株式インデックス・ファンドがおススメ

・それ以外のファンドで実現するのであればeMAXIS slimシリーズを購入しましょう

資産配分(アセットアロケーション)はこだわる人はとことんこだわります。

でもこれから投資を始めようと考えているあなたにとってはシンプルな資産配分(アセットアロケーション)が管理しやすいと思います。

今回、おススメしたインデックスファンドもご紹介しましたので、次は証券口座を開設しましょう!!

 

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