投資信託の保有コストは統一基準で比較したい│2023年4月の積立投資を実行しました

積立投資実行 積立投資の実践記
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シオイ(@shioi401shioi)です。

2024年度のNISA獲得に向けて各社がコストであったり、見せ方のアプローチを変えてビックリするようなコストの商品を打ち出してきています。

これはこれで悪いことではないのですが、一時的な動きでなく持続可能なコスト競争で繰り広げていったもらいたいなと思う今日この頃です。

それでは2023年4月の積立投資を実行しました。

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積立商品は下記3本です

証券会社購入区分購入ファンド名信託報酬実質コスト
SBIつみたてNISA/特定口座eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)0.1144%0.170%
SBIつみたてNISA/特定口座 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)0.0968%0.112%
SBI特定口座Smart-i 先進国リートインデックス0.2200%0.365%

※信託報酬(税込)・実質コスト(税抜)です。
各ファンドの実質コストは運用報告書記載のコストになります。

SBI証券で毎月1日に特定口座で三井住友カード(NL)によるカード積立、15日につみたてNISAの積立をしています。

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つみたてNISAの損益は40.01%のプラスとなりました

つみたてNISAの損益状況は4月14日時点で40.01%のプラスでした。

浮き沈みありますがあまり心配するようなことはありません。

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楽天ポイント運用は47.1%のプラスです

楽天ポイント運用益は47.1%と先月(41.5%)から5.6ポイントアップです。

こちらもポイント投入してから全くのほったらかしですが、それでこの成績なら十分ですよね。

ポイントですがほぼインデックス投資のような疑似体験ができる仕組みなので、自分の身銭を切らなければ分からない部分もあるかもしれませんが投資ってどんな感じなのってところを体験するにはいいツールです。

楽天ポイントでのポイント運用が気になりましたら以下記事もお読みください。

「ポイント運用 by 楽天PointClub」が開始されました。まだ投資に踏み出せない方はポイント運用で投資の疑似体験をしてみませんか?

仮想通貨のビットコインの変動に連動するポイントビットコインですが、-8.6%(前月-31.0%)と急激にマイナス幅が縮まりました。そろそろ久々にプラスになってもらいたいです。

やっぱり資産として保有したら安眠はできなさそうです。

急上昇という爆発力が魅力ではありますが、その分急落も激しいのでこの値動きを感じることで変な投機への誘惑への牽制にできればと思っています。

実際に仮想通貨を購入せずとも楽天ポイントで値動きを体験できると投資対象としてアリかナシか自分の許容度に照らし合わせて判断できるキッカケになりそうです。

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投資信託の保有コストは統一基準で比較したいですね

たわらノーロードとeMAXIS Slimの低コスト競争に割って入ってきた圧倒的な低コストの信託報酬のTracers MSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式)ですが色々な方が費用構造について言及されているとおり同じ土俵で考えられていない(運用以外のコストを外だししている)こともあり、この信託報酬0.05775%(税込)だけで判断するのは拙速だと思っています。

パーサモウニアスさんがたわら、eMAXIS、Tracersの全世界株式の費用について分かりやすく比較してくれています。

現状は、色々読みこんでみないと単純比較が難しい状況にありますが、竹川美奈子さんの以下ツイートの通り2024年4月からは交付目論見書への総経費率の記載がルール化されることになっているそうです。

ただし新規設定のものは以下の通り記載がされず、まだまだこの3ファンドの単純比較が実現するのは先になりそうです。

そんな中で三菱UFJ国際投信さんがどう動くのかというと2023年4月13日に「『eMAXIS Slim』シリーズの基本理念について」というプレスリリースを公表しました。

『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』シリーズの基本理念について

詳細はプレスリリースを見ていただきたいですが、スタンスとして以下2点を伝えています。

  • あくまで同じ土俵の上に立つ類似ファンドに対してファンドの継続性を考慮した範囲内で信託報酬を引き下げることを基本とすること
  • コストについてはファンドへの総経費率を開示し、丁寧に説明していくこと

そして個人的に私も思っていた思いをWATANKOさんツイートされていたので出しておきます。

各社の戦略があることは理解していますが、ファンド購入者にとってはシンプルに比較して良し悪しを決めたいのが本音です。言葉は悪いですが数字遊びで目を引くよりも顧客目線に立ってギリギリのせめぎあいをしつつも末永くファンドが継続してくれる方が長期的に見てベストなファンドです。

三菱UFJ国際投信も1物2価問題もありますので全く問題がないわけではありませんが、現時点ではeMAXIS Slimシリーズを支持していきたいと考えています。

まずはTracers MSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式)の運用状況を1,2年程度観測してから最終判断を下したいと思いますね。

来年からスタートするNISAに向けて各運用会社さんにはより一層の顧客目線で分かりやすく、比較しやすい対応をお願いしたいと思います。

先月の積立投資の実施状況はこちらをご覧ください。

資産運用ってどうして必要なの?どうやって資産運用を始めたらいいの?おススメの本について探しているあなたのために贈る記事です。

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