シオイ(@shioi401shioi)です。
2018年も終わりとなりますが、投資相場は2017年と打って変わってどの資産を保有していても勝つことができない1年になりました。
特に12月の株価の乱高下は非常に激しく、今年からつみたてNISA等で投資デビューをされた方は気が気でなかったかもしれません。
もしマイナス幅が気になるようであれば、それはリスクの取り過ぎかもしれないのでこの年末年始で見直してみることをおススメします。
それでは2018年12月の資産状況確認です。
上記資産のトータルリターンは以下の通りです。
期間 | トータルリターン | 前月比 |
保有中資産の全期間 | ー4.76% | ー8.62ポイント |
今のアセット・アロケーションでのリスク・リターンは以下の通りです。
項目 | 2018年12月 | 前月比 |
平均リターン | 6.4% | ー0.4ポイント |
リスク | 15.8% | ー0.3ポイント |
シャープレシオ | 0.40 | ー0.03 |
上記は「わたしのインデックス」の「資産配分ツール」にて算出しています。
ちなみにリーマンショック(2008年8月~2009年2月の7か月)において上記アセット:アロケーションだとリターンは-45.9%です。
2018年つみたてNISA1年目の投資結果について
今年からスタートしたつみたてNISAですが、1月~12月まで毎月積立を行った結果は、言うまでもなく元本割れでした。
積立てたファンドは100%株式(楽天・全世界株式インデックス・ファンド、楽天・全米株式インデックス・ファンド)になりますが、2018年後半の相場変動を受けてどの程度マイナスになったかというと約10%程度のマイナスでした。
12月26日のNYダウの過去最大の上昇で若干改善しましたがそれがなければ、約14%程度マイナスになっていました。
今年から投資デビューをされた方は元本割れで2018年を終える方が多いと思います。
ですが初年度がマイナスだからといってもう投資は止めようと思わないでください。
マイナスの状態で仮に売却してしまえば、そこで損失が確定してしまいその後挽回することはできません。
つみたてNISAの非課税枠の期間は20年あります。その20年間でゆっくりと育てていけばいいのです。
始めた当初の成績が振るわなくても20年後に育っていればいいと考えましょう!!
インデックス投資は資本主義経済が成長していくことに賭けること
以下は米国株ではおなじみのS&P500の1980年~2018年までの推移です。
2018年の値下がりが来年以降も続くのかどうかは分かりませんが、資本主義経済が今後も成長していくことに賭けて投資を行っていることを思い出しましょう。
S&P500も浮き沈みありながら成長を続けています。
2018年が悪かったと言ってもこのチャートを見ていると、程度は別としても成長していくのではないかと思えるはずです。
2019年がどうなるのかについては、そこまで悲観しなくてもよさそうだとバンガード社のレポートからは読み取れましたが、正直どうなるかは誰にも分かりません。
2019年世界経済の見通し、インフレ率、金融政策、投資環境などの概要をまとめてお伝えいたします。https://t.co/jKNztBUL4Q pic.twitter.com/cxbBGVFsnB
— バンガード・インベストメンツ・ジャパン (@vanguardjapan) 2018年12月29日
2019年の株式相場がどうなろうと淡々と積立投資を実行しよう
つみたてNISAでも触れましたが、市場から退場してしまったらそこで損失が確定し挽回することは出来ません。
チャールズ・エリスが言う「稲妻が輝く瞬間」に市場に居合わせるためには、どんな時にも市場に居続けるしかありません。
それにはリスク許容度をしっかりとコントロールした上で、淡々と毎月積立投資を実行することがベストな選択肢になると思います。
でも保有ファンドがマイナスの状態を見るのは気持ちのいいものではありませんので、以下2つのことを実行・考えてみることをおススメします・
①積立投資を自動化する
これはSBI証券の銀行引落サービスを利用して、毎月自動で口座から引落・投資信託の買付までを自動化してしまうことです。
いわゆる気絶投資法(もしくはバイ&フォーゲット)です。
②価格下落時は、積立ている投資信託の口数が沢山買えている事を喜ぶ
積立投資は右肩上がりの相場の場合、一括投資には絶対に勝てません。
ですが相場は浮き沈みがあり右肩上がりばかりではありません。積立投資の一番のメリットは右肩上がりの相場では口数を少なく購入し、相場環境が悪化して右肩下がりとなった時には口数を多く購入できます。
右肩下がりの時にいかに多く口数を購入できるのかが重要なポイントです。
多く口数を購入できていれば次に相場環境が好転し、価格が上昇してきた際に含み益として跳ね返ってきます!
過去記事でもお見せしましたが、eMAXIS先進国株式の積立推移です。(住宅ローンの繰り上げ返済で売却しました。)
そしてeMAXIS先進国株式の基準価額の設定来のチャートです。
ちょうど2010年の基準価額が9,300円頃から積立投資を行い、2012年くらいまでは上がったり下がったりを繰り返しています。
その間により多く口数を購入できたことが2013年以降の基準価額上昇時に大きく貢献をしています。
結果論ですが、元本の2倍まで増やすことができました。
2019年以降が同じような結果になるかは分かりませんが、リスク許容度をコントロールした上で積立投資を自動化させ、投資信託を購入したら価格や買ったことを忘れてしまうことが相場環境が低迷している際の心穏やかに過ごすことができる秘訣だと思います。
シオイも利用しているSBI証券 ・ 楽天証券はこちらから口座開設を申し込めます。
初めて資産運用・インデックス投資をやろうと思っている人向けの基本知識、インデックス投資の始め方をまとめています。
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