シオイ(@shioi401shioi)です。
楽天投信投資顧問が展開している『楽天・バンガード・ファンド』の第5弾が登場です。
今回は日本を含む全世界債券に投資します。(また為替ヘッジがあります。)
『楽天・バンガード・ファンド』シリーズに新たに全世界債券(為替ヘッジ)ファンドの追加を発表
楽天投信投資顧問プレスリリースより
「楽天・全世界債券インデックス(為替ヘッジ)ファンド」について
本ファンドは以下ファンドに投資対象とするファンド・オブ・ファンズです。
バンガード・グローバル・ボンド・インデックス・ファンド
信託報酬率は、0.150%
ベンチマークの「ブルームバーグ・バークレイズ・グローバル総合浮動調整インデックス」は、日本を含む世界の投資適格債券の代表的な指数です。
世界の国債に加え、政府関連債、社債および資産担保証券で構成されています。
上記ベンチマークを採用してバンガード社は2018年9月4日付でBNDW(Vanguard Total World Bond ETF 信託報酬0.09% )をリリースしています。
BNDWは、バンガード社で有名な債券ETFであるBND(Vanguard Total Bond Market ETF 米国債券)とBNDX(VANGUARD CHARLO/TOTAL INTL BD ETF グローバル債券(米国除く))の2つを約50:50の割合で組み入れ、ベンチマークとの連動を実現しています。
信託報酬について
信託報酬は以下の通りです。
当ファンドの信託報酬:0.1296%(税込)
上記信託報酬にバンガード・グローバル・ボンド・インデックス・ファンドの信託報酬:0.15%を加えた0.2796%(税込)が実質的なコストになります。
販売会社・販売開始日について
販売会社・販売開始日は以下の通りです。
2019年2月15日(金)から販売開始
・楽天証券
まとめ
第5弾目の商品は、全世界債券へ投資するファンドを投入してきました。
以前にシオイは債券のBNDやBNDXが出てきたら楽天・全世界株式インデックス・ファンドと組み合わせて3本で株式・債券の世界分散投資ができるのにと思っていましたが、それは第4弾のバランスファンドにより1本で実現できるようになりました。
ただバランスファンドの資産配分が気に入らない場合には、楽天・全世界株式インデックス・ファンドやeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)と組み合わせてたった2本のファンドでシンプルに全世界の株式・債券に自分の好みの配分で組み合わせることが可能です。
保有ファンドをさらにシンプルにするのに使い勝手のいいファンドが登場しましたが、気になる点はコストです。
また新設ファンドの為、楽天・全世界株式インデックス・ファンドのように1期決算では実質コストが高いという可能性も否定できません。
これ1本で全世界債券に投資ができる素晴らしい商品なのですが、コストが気になる方は1期決算判明まで待った方が賢明かもしれません。
同じベンチマークを採用しているETFのBNDWの経費率0.09%と比較してしまうとどうしても割高感が否めません。
本ファンドが楽天・バンガード・ファンドを再度盛り上げる起爆剤となるのか販売開始後の動向に注目したいと思います。
『楽天・バンガード・ファンド』の各商品についてはこちらをご覧ください。
バンガード・インベストメンツ・ジャパンのブロガー交流会に参加してきました。楽天・バンガード・ファンドへ本気で取り組んでいます。
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