シオイ(@shioi401shioi)です。
2021年も1ヶ月を切り、楽天・全世界株式インデックス・ファンドも年末にかけて純資産総額の積み上げスピードが加速する様子も見られず我が道を行くようです。
さて楽天・全世界株式インデックス・ファンド11月のレポートが開示されましたので見ていきたいと思います。
基準価額および純資産総額の推移について
まずは基準価額と純資産総額です。
基準価額は10月から203円値下がりして16,014円となりました。
そして純資産総額は46.12億円増加して1,383.15億円となっています。
※ちなみに12月17日時点での純資産総額は1,447.95億円、基準価額は16,058円となっています。
相変わらずのマイペースな純資産総額の伸びですね。
ベンチマークとの乖離について
そして11月のベンチマークとの乖離ですが、設定来で4.8ポイント(10月は4.9ポイント)乖離は若干縮まりましたが誤差の範囲内です。
1年以内の乖離については問題ない動きですが、設定来の乖離差はもうこういうものと思ってしまった方が良さそうです。
資産構成について
資産構成は以下の通りです。
VTを購入するというシンプルで分かりやすいファンドです。
ここからはファンドが購入しているVTの2021年10月末時点のレポートになります。
投資銘柄数は9,255銘柄と17銘柄減少しています。(前月は9,272銘柄)
組入地域では前月と変わらずアメリカが5割超を占めています。
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)と比べると国・地域別構成比で中国が上位に入っている点が異なります。
銘柄はアメリカ企業が上位を独占です。
また銘柄名に特筆すべき変動もありません。
つみたてNISAでの損益状況
つみたてNISAでの楽天VTの損益状況(2021年12月16日現在)は以下の通りです。
損益率は54.21%と11月より減少していますが、それでも上出来です。
まとめ
2021年中に純資産総額は1,500億円に届きそうな感じですが、やっぱり今一つ勢いが感じられないと思います。
決して悪い商品ではないと思うのですが全世界株式クラスで考えてしまうと最初に挙げられない。残念な感じです。
ですが楽天VTは海外ETFへのアクセスを投資信託で容易にした点で画期的であり、VTを購入したいけれど海外ETFはちょっとという層を掴んで離さない商品です。
バンガード社の商品を手軽に持ちたいという方にはぴったりの商品だと思います。
楽天・全世界株式インデックス・ファンドに関してはこちらの記事もご覧ください。
過去の月次レポートはこちらをご覧ください。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年9月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年8月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年7月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年6月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年5月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年4月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年3月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年2月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年1月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年12月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年11月)
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