楽天・全米株式インデックス・ファンド第3期運用報告書│実質コストは0.209%と全く問題ないですね

楽天VTI第3期運用報告書 投資信託
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シオイ(@shioi401shioi)です。
楽天・全米株式インデックス・ファンド(以下、楽天VTI)の運用報告書も公表されました。

第2期でかなり運用は安定していましたが、第3期も引き続き不安要素もない安定した運用状況でした。

運用報告書は楽天投信投資顧問(株)の以下リンクをご覧ください。

楽天・全米株式インデックス・ファンド第3期運用報告書
交付運用報告書
運用報告書(全体版)

また楽天・全世界株式インデックス・ファンド(以下、楽天VT)の運用報告書についてはこちらをご覧ください。

楽天・全世界株式インデックス・ファンド第3期運用報告書│実質コストは0.261%と巡航速度に入りました
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実質コストは0.209%と安定してきました

まずは気になる実質コストから見ていきます。
楽天VTI第3期1万口当たりの費用明細

上記コスト0.191%にETFの経費0.03%を加えた0.209%実質コストです。

もう不安要素は一切ないので安心して購入できる商品になりますね。

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分配金について

分配金は出ません。
留保益は、元本と同様の運用を行なっていきます。
楽天VTI第3期分配金

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基準価額と資産規模について

純資産は順調に増えており、1,159.87億となっています。
基準価額は、12,263円となりました。
楽天VTI第3期基準価額等の推移

ベンチマークとの乖離では、ベンチマークが6.4%に対して楽天VTIは6.0%と0.4%のマイナスです。
楽天VTI第3期5年間の基準価額等の推移

楽天VTI第3期ベンチマークとの差異

ベンチマークとの差異の主な要因は、以下の通りです。
・マザーファンドにおける継続的な資金流出入に伴う投資先ETFの売買執行コストの積み重なり
・投資先ETFからの分配金の課税
・当ファンドにおける信託報酬等

楽天VTと違って分売金の3重課税の懸念はありませんし、許容範囲内の乖離です。

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もう実質コストでの不安要素はなく安心して購入できるファンドです

純資産総額も1,000億円を超え運用面や実質コストの不安要素は一切無くなりました。

引き続き安心して購入できるファンドですが、本家VTIの経費率は0.03%とかなりの低水準のため今後のコスト低下についてはVTI頼みは難しいと思います。

楽天VTともどもそろそろ信託報酬へのメスを入れてさらに盤石の基盤を気づき上げるタイミングではないかと思います。

バンガードのVTIへ投資信託で簡単にアクセスできる点が本商品の魅力です。

今後も米国株一強の状況が続いていくのかは5年、10年先は分かりませんが目先のところでは米国株式の強さは事実です。

どこまで米国株にbetするのかは各自の判断に委ねるところですが、そう判断したならば本商品は間違いなくいい商品の一つだと思います。

 

楽天・バンガード・ファンドに関してはこちらもご覧ください。

これから投資を始めてみようかなと思った方は、ぜひ以下記事もご覧ください。

基本的な資産形成の知識を身につけることが出来ます。

 

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