シオイ(@shioi401shioi)です。
2017年11月下旬に当時1歳の娘が約1週間の手術入院をしました。
手の手術だったのですが、全身麻酔を受けての手術となりました。
親としてはまだ小さな子に全身麻酔を受けさせるのは本当に不安で心配でした。
担当してくれた麻酔科医の先生にしっかりと診ていただき、手術も無事に終えることができました。
幼児の手術になぜ全身麻酔が必要なのか?
娘の手術は手なのですが、なぜ全身麻酔が必要なのでしょうか?
そこには手術を行う医師、そして手術を受ける娘にとっても全身麻酔でなければならない理由があります。
理由は、安全に手術を行うためです。
なぜ安全に手術を行う上で全身麻酔でないといけないのか?
娘の視点で考えれば、見たことのない部屋、見慣れない人々、大きな照明、手術器具といったいつもと違う空間にいることはとても不安に感じます。
仮に局所麻酔をして手術の痛みを感じないとしても娘にとって手術の間、じっと動かないでいることは困難です。
また手術を行う医師にとっても暴れる子を抑えながら良い手術をすることは非常に困難です。
娘にとっても医師達にとって全身麻酔をすることで安心して手術をする・受けることができるのです。
幼児向けの麻酔は香りが選べます
ボクの娘が入院した際、麻酔科医の先生から麻酔に香りが付けられるのでどの香りがいいか聞かれました。
あまり麻酔に香りがあるとは知らなかったのでビックリです。少しでも麻酔をかける不安感を和らげる方法なんだなと後から思いました。
人気の香りは、イチゴ、バニラだそうで、他にもオレンジやリンゴといった香りも用意しているそうです。
娘に好みの香りは決められないのでイチゴにしてもらいました。
ちなみに自分も全身麻酔を受けて鼠経ヘルニアの内視鏡手術を受けましたが、その時は点滴から麻酔が入り、ものの数秒で意識はなくなりました。
咳や鼻水がひどいと全身麻酔はできない
安全に全身麻酔を受けるには体調の状態も重要です。
風邪をひいていたり、咳や鼻水が酷い状態では全身麻酔を受けることができません。
そのような場合は手術自体が延期となります。
親にとっては仕事等の日程調整を一からやり直しになってしまいますが仕方ありません。
安心して全身麻酔を受けてもらうため、安全に麻酔をかけてもらう上で体調のいい状態で
受けることが大切です。
子どもへの麻酔については日本小児麻酔学会の説明が非常に詳しく記載されています。事前に知る必要がある場合はこちらの記事を読んでおくといいと思います。
子どもが手術入院をした際にはかかる医療費も気になると思います。しっかり健康保険やお住いの市の子ども医療費助成制度を活用すれば思ったよりも負担は少なくて済みます。
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