シオイ(@shioi401shioi)です。
2月18日から確定申告の受付が開始しました。
例年は確定申告書等作成コーナーで作成して郵送していましたが、今回はe-TAXのID・パスワード方式を利用して郵送の手間なく確定申告を行いました。
これまでマイナンバーカードを読み込むカードリーダーが必要だったりしていたので敬遠していましたが、ID・パスワード方式では税務署へ行く手間はありますがあっという間に発行してもらえます。
ただこのID・パスワード方式は現時点では、暫定対応というのが気になるところです。
eTAXとは
申告などの国税に関する各種手続きについてインターネットを利用して電子的に手続きが行えるシステムです。
eTAXでの利用手続きが2019年1月以降増えます。
これまでは所得税の電子申告を行う際には以下2つを使用してeTAXから申告を行いました。
①マイナンバーカード
②ICカードリーダー
今回マイナンバーカード、ICカードリーダーが無くてもID・パスワードを税務署から受け取ることでeTAXによる申告ができるようになりました。
ID・パスワード方式の取得方法
ID・パスワード方式の取得方法は非常に簡単です。
ただ最寄りの税務署に行くことが手間です。ですが自宅近くでも勤務先近辺の税務署でもID・パスワードを発行してもらえますので行きやすい税務署へ行くのがいいと思います。
1.最寄りの税務署の総合窓口へ訪問。
eTAXのID・パスワード申込を行いたい旨を伝える。
2.出された書面に氏名・住所等を記載の上し、担当者が来るのを待つ。
3.担当者と一緒に操作端末で2で記載した氏名等の内容を入力。また暗証番号も入力する。
データ確認画面で本人確認書類を手渡し、確認をしてもらいデータを更新する。
「利用者識別番号等の通知」書面をプリントアウトしてもらい、手続き終了です。
1~4まで窓口が混雑していなければ10分程度で終わります。
職場近くに税務署があるならお昼休みにID・パスワードを取得することも可能です。
ID・パスワード方式の注意点
お手軽にe-TAXで確定申告ができるようになるID・パスワード方式ですがいくつか注意点もあります。
1.ID・パスワード方式はマイナンバーカード及びICカードリーダライタが普及するまでの暫定的な対応となります。
2.国税庁が運営している確定申告書等作成コーナーでのみ利用できます。
3.各種お知らせや電子申告終了後に送信されたことを確認するメッセージBOXの閲覧ができません。
閲覧するためにはマイナンバーカードが必要になってしまいます。
ID・パスワード方式はやむを得ずマイナンバーカードが取得できない人向けの暫定的な対応で、概ね3年をめどに見直されることになります。
個人的にはそのままID・パスワード方式も併存してくれることを願います。
終わりに
自分が確定申告を行っているのは主に医療費控除、ふるさと納税になります。
これまでは確定申告書等作成コーナーで作成して郵送していましたが、ID・パスワード方式だと紙の印刷や郵送の手間が省けて非常に申告するのが便利でした。
注意点に書きましたが暫定対応のため、いつまで利用できるか不透明な点と各種お知らせ等のメッセージBOXを見るには結局マイナンバーカードが必要になってしまう点は承知したうえで利用することをおススメします。
e-TAXの推奨ブラウザはInternet Explorer 11のみです。以下のような記事を目にするとchromeやedgeといったブラウザへの対応も速やかに検討してもらい、より使い勝手のいいシステムになってもらいたいと思います。
これから確定申告をされる方、すでに印刷して郵送で済ませてしまった方、一度ID・パスワード方式も検討してみてはいかがでしょうか?
2018年のふるさと納税は以下の通り寄付を行いました。
コメント