集中投資のリスクを改めて知る│2022年3月の積立投資を実行しました

積立投資実行 積立投資の実践記
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シオイ(@shioi401shioi)です。

ロシアのウクライナ侵攻、FRBの利上げ動向も見据え引き続き今月もボラティリティの激しい相場が続きそうですが心穏やかに過ごせているでしょうか?

私と言えばリリースしたiOS15.4でマスクありでのFaceID機能に感動しっぱなしで、持っている眼鏡分顔登録を嬉々としてやっています。

そんな中で2022年3月の積立投資が実行されました。

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積立商品は下記3本です。

購入ファンドは以下3本です。

証券会社購入区分購入ファンド名信託報酬実質コスト
SBI/楽天つみたてNISA/特定口座eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)0.1144%0.1780%
SBI/楽天つみたてNISA/特定口座 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)0.0968%0.1240%
楽天特定口座Smart-i 先進国リートインデックス0.2200%0.4640%

※信託報酬(税込)・実質コスト(税抜)です。
各ファンドの実質コストは運用報告書記載のコストになります。(1年間の実質コストでないものも含まれます。)

毎月1日に楽天証券の特定口座で楽天クレジットカード決済、15日にSBI証券でつみたてNISAでの積立しています。

ちなみにeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は楽天証券で楽天カードでの積立投資、貯まった楽天ポイントによるポイント投資をしています。

楽天証券で投資信託を年会費永年無料の楽天カードで決済(上限金額:5万円まで)すると+1%のポイントが付与されます!買い物で貯まったポイントで投資ができちゃいますよ。

また余剰資金が発生した場合のスポット投資は楽天証券の特定口座のファンドを買い増ししていきます。

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つみたてNISAの損益は32.95%のプラスとなりました

つみたてNISAの損益状況は3月15日時点で32.95%のプラスでした。

20220315つみたてNISA損益

2月もボラティリティの激しい相場でしたが過去の含み益がバリアとなってくれたようです。

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楽天ポイント運用は38.0%のプラスです

楽天ポイント運用益は38.0%と先月(45.3%)から減少です。

楽天ポイント運用_20220315

こちらもポイント投入してから全くのほったらかしですが、それでこの成績なら十分ですよね。

ポイントですがほぼインデックス投資のような疑似体験ができる仕組みなので、自分の身銭を切らなければ分からない部分もあるかもしれませんが投資ってどんな感じなのってところを体験するにはいいツールです。

楽天ポイントでのポイント運用が気になりましたら以下記事もお読みください。

仮想通貨のビットコインの変動に連動するポイントビットコインですが、やっぱりボラティリティが激しいですね。先月の運用益は6.7%でしたが今月は-2.4%と元本割れです(若干ですが)
まだちょっとのマイナスなのであまり気にしていませんが、資産として保有したら安眠はできなさそうです。

楽天ポイントビットコイン_20220315

急上昇という爆発力が魅力ではありますが、その分急落も激しいのでこの値動きを感じることで変な投機への誘惑への牽制にできればと思っています。
実際に仮想通貨を購入せずとも楽天ポイントで値動きを体験できると投資対象としてアリかナシか自分の許容度に照らし合わせて判断できるキッカケになりそうです。
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戦争が起こってリアルに実感する1国集中投資のリスク

ロシアとウクライナの戦争により各国による制裁、対抗措置によって市場でのロシア関連資産の暴落、そしてとうとう市場での取引が成立しない状況となりました。

2022年3月14日に三菱UFJ国際投信よりプレスリリースが出ています。
詳細は以下リンクをご覧ください。
ロシア株式*の評価価格、および保有比率について

プレスリリースの内容は大まかな内容は以下の通りです。

  1. 組み入れ株式の評価は上場している取引所の最終相場で評価しているもののロシア株式の取引停止等に伴い取引停止日以降の最終相場の価格が入手できず、取引停止前の最終相場で継続評価していること
  2. 取引再開、決済の見込みが立っておらず各種取引の実現が困難な状況となっており、現時点で換金できる見込みが立っていないことから株式の評価価格をゼロとすること

気になるeMAXIS Slimシリーズで影響のあるファンドへのインパクト(概算)は以下の通りです。

ファンド名称ロシア株式および
ロシア株式を裏付けとした預託証券の保有比率
基準価額 (2022/3/15時点)基準価額への 影響度※1
eMAXIS Slim
バランス(8資産均等型)
0.07%12,760円9円
eMAXIS Slim
新興国株式インデックス
0.55%11,403円63円
eMAXIS Slim
全世界株式(3地域均等型)
0.18%12,864円23円
eMAXIS Slim
全世界株式(除く日本)
0.07%15,358円11円
eMAXIS Slim
全世界株式(オール・カントリー)
0.06%15,239円9円

※1金額は端数切り上げで計算しています。
※2信託報酬等の費用は考慮していません。

どれも保有比率は1%にも満たないので基準価額への影響度も気にするほどではありません。

極端な話ですがロシア1国集中投資をしていたら今頃換金することもできず、実質ゼロとなってしまうのである意味集中投資の怖さを知ることができたと思います。国でなくでも特定企業への集中投資もまたしかりですね。

戦争は起こってもらいたくないですが、やはり偏った国・企業への集中投資は一般的に危険だということを経験値として身につけて、今後も「長期・分散・低コスト」の航路を守って市場に居続けていきたいと思います。

先月の積立投資の実施状況はこちらをご覧ください。

良いファンド・投資環境が整ったことをFOY2021の結果で実感│2022年2月の積立投資を実行しました
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資産運用ってどうして必要なの?どうやって資産運用を始めたらいいの?おススメの本について探しているあなたのために贈る記事です。

コメント

  1. takachan より:

    全世界株式に投資をしている場合には影響は小さいとは言え、ロシアに投資をする場合は、ETFであるERUSやアムンディ・ロシア東欧株ファンド、国際・キャピタル 日本株式オープン(通貨選択型)ロシア・ルーブルコース(毎月決算型)などETF価格が暴落したり、基準価額が暴落したり、設定来で全くリターンが得られないファンドが非常に多いです。
    これらは、インデックス派のみならずアクティブ派、毎月分配派など、多くの投資家に影響がありました。
    投資不適格なファンドが多い点を考えると投信業界にも責任はあると思います。
    例えば、通貨選択型でロシア・ルーブルコースがある以上は、投信業界も反省して欲しい点でもあります。