シオイ(@shioi401shioi)です。
1月16日に開催された「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020」(以下、FOY2020)では、18位と上位20位内にランクインしました。
ですがライバルのeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は連覇し、純資産総額も900億円に迫る勢いです。
そろそろ何等かアクションが必要なタイミングではないかと思わない訳にはいかない状況じゃないかと個人的は思っています。
それでは12月のレポートを見ていきたいと思います。
基準価額および純資産総額の推移について
まずは基準価額と純資産総額です。
基準価額は11月から348円値上がりして12,576円となりました。
そして純資産総額は46.95億円増加して638.91億円と600億円突破しました。
※ちなみに1月18日時点での純資産総額は670.54億円となっています。基準価額は12,901円です。
ライバルのeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は1月18日時点で純資産総額872.11億円とかなりの差がついてしまいました。
ベンチマークとの乖離について
そして12月のベンチマークとの乖離ですが、設定来で3.3ポイント(11月は3.0ポイント)の乖離と差はまた広がっています。
設定来のところは2%台後半から3%程度の乖離は、もう出だしで躓くと取り戻しがきかないという実例として覚えておくことにしましょう。
資産構成について
資産構成は以下の通りです。
VTを購入するというシンプルで分かりやすいファンドです。
ここからはファンドが購入しているVTの2020年11月末時点のレポートになります。
投資銘柄数は8,755銘柄と前月よりも34銘柄減少しています。(前月は8,789銘柄)
組入地域では前月と変わらずアメリカが5割超を占めています。
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)と比べると国・地域別構成比で中国が上位に入っている点が異なります。
銘柄はアメリカ企業が上位を独占です。
また銘柄名に特筆すべき変動もありません。
つみたてNISAでの損益状況
つみたてNISAでの楽天VTの損益状況(2021年1月18日現在)は以下の通りです。
損益率は26.15%と先月に引き続き好調を維持しています。
まとめ
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)に追い抜かれ、純資産総額もあっという間に200億円ほど差をつけられてしまいました。
商品としては悪くないはずなのですが、FOY2020では18位と20位以内を死守したもののトップに就いた時と比べればかなり勢いは減速してしまっています。
今回のFOY2020のトップ5は必ずしもコスト最安値のものばかりではありません。
長期保有にあたってその理念等に共感・支持を得られたファンドがあがっていると感じています。本家VTがトップ5に入っているのにそれを購入している本投信がなかなか上位に食い込めないのには何等かもう一歩コストなのか、共感できる運営方針なのかが必要なのかもしれません。
楽天・全世界株式インデックス・ファンドに関してはこちらの記事もご覧ください。
過去の月次レポートはこちらをご覧ください。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年10月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年9月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年8月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年7月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年5月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年4月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年3月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年2月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年1月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2019年12月)
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