シオイ(@shioi401shioi)です。
只今、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year2021」の投票期間中です。昨年のFund of the Year2020では本ファンドは20位以内の18位にランクインしています。
2017年に1位に輝いてからは、2018年9位、2019年16位、2020年18位と年々ジリジリと順位を下げているため今年は20位圏内に維持できるのか気になるところです。
さて楽天・全世界株式インデックス・ファンド10月のレポートが開示されましたので見ていきたいと思います。
基準価額および純資産総額の推移について
まずは基準価額と純資産総額です。
基準価額は9月から959円値上がりして16,217円となりました。
そして純資産総額は131.73億円増加して1,337.03億円となっています。
※ちなみに11月15日時点での純資産総額は1,398.80億円、基準価額は16,509円となっています。
相変わらずのマイペースな純資産総額の伸びですね。
ベンチマークとの乖離について
そして10月のベンチマークとの乖離ですが、設定来で4.9ポイント(9月は5.1ポイント)乖離は若干縮まりましたが誤差の範囲内ですかね。
1年以内の乖離については問題ない動きですが、設定来の乖離差はもうこういうものと思ってしまった方が良さそうです。
資産構成について
資産構成は以下の通りです。
VTを購入するというシンプルで分かりやすいファンドです。
ここからはファンドが購入しているVTの2021年9月末時点のレポートになります。
投資銘柄数は9,272銘柄と195銘柄増加しています。(前月は9,077銘柄)
組入地域では前月と変わらずアメリカが5割超を占めています。
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)と比べると国・地域別構成比で中国が上位に入っている点が異なります。
銘柄はアメリカ企業が上位を独占です。
また銘柄名に特筆すべき変動もありません。
つみたてNISAでの損益状況
つみたてNISAでの楽天VTの損益状況(2021年11月12日現在)は以下の通りです。
損益率は58.13%と60%に迫る勢いで好調です。
まとめ
ファンドとしての勢いはライバルのeMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)と比較するとかなり失速してしまっていますが、それでも過去から積立ててきた商品の損益率は58%超とただ毎月積み立てているだけなのにかなりの好成績です。
たまたま今の状況が良すぎるだけかもしてませんが…。
ですが楽天VTは海外ETFへのアクセスを投資信託で容易にした点で画期的であり、VTを購入したいけれど海外ETFはちょっとという層を掴んで離さない商品です。
バンガード社の商品を手軽に持ちたいという方にはぴったりの商品だと思います。
楽天・全世界株式インデックス・ファンドに関してはこちらの記事もご覧ください。
過去の月次レポートはこちらをご覧ください。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年8月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年7月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年6月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年5月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年4月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年3月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年2月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年1月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年12月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年11月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年10月)
資産運用の基本を知りたい、書籍で学びたい方はこちらの記事もご覧ください。
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