シオイ(@shioi401shioi)です。
8月中に来年のNISAでの熾烈を極める争いも一旦ドドメが刺されて落ち着いたように思われます。
新興勢力の低コストアピールを完全に潰してしまったと思われるのでこのまま2024年を迎えるのではないかと思っています。
それでは2023年8月の月次レポートが公表されましたので、こちらを確認してみたいと思います。
基準価額および純資産総額の推移について
まずは基準価額と純資産総額です。
8月の基準価額は7月から258円プラスとなり、純資産総額は14,242.14億円です。
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2023年9月15日時点の純資産総額は14,824.58億円となっています。
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基準価額は20,264円(+258円)です。
※2023年9月15日時点で20,405円です。
ベンチマークとの乖離について
そして8月の騰落率ですが設定来のベンチマークから+0.4ポイント上振れしています。
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また各マザーファンドの騰落率は以下の通りです。
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安定感のある運用で心配なしです。
資産構成について
資産構成は以下の通りです。前月と大きな変化はありません。
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組入地域ではアメリカが5割超を占めています。
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組入上位10業種と10銘柄は以下の通りです。
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若干ですが比率に動きはありますが全体的に誤差の範囲内です。
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銘柄も変動は若干ありますが、アメリカ企業が上位を独占しています。
分配金について
2023年4月25日に第5期決算を迎えていますが、予定通り分配金は0円です。
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つみたてNISAでの保有状況について
9月15日現在のつみたてNISAでの損益状況は以下の通りです。
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損益率41.84%と引き続きまずまずの状況です。
まとめ
8月にプレスリリースのあった信託報酬率の引き下げが予定通り2023年9月8日より実施されました。
「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」約款変更のお知らせ より
設定当初から見守ってきましたが、まさか信託報酬率がVT(経費率:0.07%)を下回る日が来ることを誰が予想できたでしょうか?
ここまで来てしまうと流石にこれ以上の削減は限界じゃないかと思いますが、長期投資にとっては最適な商品の一つとしての地位を確立したのではないかと個人的には思っています。
繰り返し記載しているのですが低コストでこの1本で全世界へ投資できることは、各人にとってのコア投資の基盤を作るうえでベターな選択肢(ほぼファイナルアンサー)だと思っています。
信託報酬も最低水準となり、各資産クラスを自作して全世界株式を実現するよりも本ファンド1本の方が低コストというファンドです。
アセットアロケーションを全世界株式の時価総額加重平均のウエイトで納得できて、さらに全世界株式クラス最安値に信託報酬を追従してくるのであれば本ファンド一択で問題ないと思います。
シオイは、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をSBI証券で三井住友カードによる積立投資をしています。
全世界株式へこれ1本でシンプルに投資ができ、これからつみたてNISAを始める方に文句なしにおススメできる商品です。
特に投資にそれほど興味関心はないけれど資産運用はそこそこにしたいという方にとって現金:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)=5:5で保有するカウチポテトポートフォリオはアリだと思っています。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)に関してはこちらの記事もご覧ください。
資産運用の基本を知りたい、書籍で学びたい方はこちらの記事もご覧ください。
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