シオイ(@shioi401shioi)です。
いよいよ今週末は「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2021」のオンライン表彰式です。2020年は18位であった本ファンドが果たして20位以内を死守して前年より順位をアップできるのか気になるところです。
さて楽天・全世界株式インデックス・ファンド12月のレポートが開示されましたので見ていきたいと思います。
基準価額および純資産総額の推移について
まずは基準価額と純資産総額です。
基準価額は11月から582円値上がりして16,596円となりました。
そして純資産総額は126.95億円増加して1,510.10億円となっています。
※ちなみに1月20日時点での純資産総額は1,494.48億円、基準価額は15,865円となっています。
相変わらずのマイペースな純資産総額の伸びですね。
ベンチマークとの乖離について
そして12月のベンチマークとの乖離ですが、設定来で5.1ポイント(11月は4.8ポイント)乖離は若干広がりましたが誤差の範囲内です。
1年以内の乖離については問題ない動きですが、設定来の乖離差はもうこういうものと思ってしまった方が良さそうです。
資産構成について
資産構成は以下の通りです。
VTを購入するというシンプルで分かりやすいファンドです。
ここからはファンドが購入しているVTの2021年11月末時点のレポートになります。
投資銘柄数は9,251銘柄と4銘柄減少しています。(前月は9,255銘柄)
組入地域では前月と変わらずアメリカが5割超を占めています。
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)と比べると国・地域別構成比で中国が上位に入っている点が異なります。
銘柄はアメリカ企業が上位を独占です。
また銘柄名に特筆すべき変動もありません。
つみたてNISAでの損益状況
つみたてNISAでの楽天VTの損益状況(2022年1月20日現在)は以下の通りです。
損益率は43.32%と12月より減少していますが、それでも十分な成績です。
まとめ
2022年に入ってここ最近の下げにより純資産総額は1,500億円を割ってしまいました。なかな飛びぬけられないところです。
決して悪い商品ではないと思うのですが全世界株式クラスで考えてしまうと最初に挙げられない。残念な感じです。
「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2021」にてまた上位にランクインすれば少しは追い風になるのですが上位20位圏外になってしまうとなかなか難しいですね。
ですが楽天VTは海外ETFへのアクセスを投資信託で容易にした点で画期的であり、VTを購入したいけれど海外ETFはちょっとという層を掴んで離さない商品です。
バンガード社の商品を手軽に持ちたいという方にはぴったりの商品だと思います。
楽天・全世界株式インデックス・ファンドに関してはこちらの記事もご覧ください。
過去の月次レポートはこちらをご覧ください。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年10月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年9月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年8月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年7月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年6月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年5月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年4月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年3月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年2月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年1月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年12月)
資産運用の基本を知りたい、書籍で学びたい方はこちらの記事もご覧ください。
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