楽天・全世界株式インデックス・ファンド第4期運用報告書│実質コストは0.240%となりました

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シオイ(@shioi401shioi)です。

楽天・全世界株式インデックス・ファンド(以下、楽天VT)の第4期運用報告書が公開されていました。

運用報告書は楽天投信投資顧問(株)の以下リンクをご覧ください。

楽天・全世界株式インデックス・ファンド第4期運用報告書
交付運用報告書
運用報告書(全体版)

結論から言うと純資産総額が1,000億円突破し安定してきたことから隠れコストといわれる言われる部分も大きくぶれることがなくなり、更にコストも低下しています。

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実質コストは0.240%と前期から0.021ポイント下がりました

まずは気になる実質コストから見ていきます。

楽天VT第4期1万口当たりの費用明細
上記コスト0.160%にETFの経費0.08%を加えた0.240%が楽天VTの実質コストとなります。

参考までに隠れコストの中でもその他費用はライバルのeMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)よりも0.01ポイント少ないです。

楽天VT:0.023%

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー): 0.033%

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分配金について

分配金は出ません。
留保益は、元本と同様の運用を行なっていきます。
楽天VT第4期分配金

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基準価額と資産規模について

純資産は順調に増えており、1,078.05億となっています。
基準価額は、15,203円となりました。
楽天VT第4期基準価額等の推移

ベンチマークとの乖離では、ベンチマークが40.6%に対して楽天VTは39.7%と0.9%のマイナスです。

楽天VT第4期5年間の基準価額等の推移
楽天VT第4期ベンチマークとの差異

ベンチマークとの差異の主な要因は、以下の通りです。
・マザーファンドにおける継続的な資金流出入に伴う投資先ETFの売買執行コストの積み重なり
・投資先ETFからの分配金の課税
・当ファンドにおける信託報酬等

運用報告書時点で切り出すとマイナス0.9%の乖離と理想的な運用状況にありますが、毎月の月次レポートでの設定来で見ると4%強の乖離があります。

また分配金については3重課税の懸念が前々から言われていましたが、こちらの影響はありつつも運用報告書でのベンチマークとの乖離マイナス0.9%ということからそれほど気にすることは無いのかもしれません。

3重課税の問題とは
米国籍ETFを経由して米国外の株式に投資した場合に発生します。

  1. 米国籍ETFのファンド内部で米国外に税金が支払われる
  2. 米国籍ETFは米国株扱いなので米国へ税金が支払われる
  3. 日本へ最後に税金が支払われる

米国以外の外国→米国→日本の3ヶ国で課税されてしまうことが問題で、米国籍ETFでなければ上記2の税金は支払う必要はありません。

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純資産総額1,000億円突破し、更に運用が安定しています

第4期運用報告書の結果としては、純資産総額1,000億円を突破し運用効率化が加速したことで隠れコストも引き下げられて前期よりも実質コストは下がりました。

ですが如何せん他の全世界株式クラスのコストの安さを考えてしまうとVTの経費率の改定頼みのコスト削減では物足りないです。

純資産総額ではライバルのeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)が追い越して、その差をどんどんつけてしまっています。

そろそろ信託報酬にもメスを入れて、引き続き全世界株式クラスでの存在感を出してもらいたいと思います。

楽天VTのファンド運用は安定しており、もう不安視する必要はありません。

楽天VTはバンガードのETFへ投資信託で簡単にアクセスできること、これ一本で全世界株式へ分散投資が出来る点が魅力です。

引き続きその名に恥じぬ長期投資へのベストチョイスとなる商品へと更なる発展を願いたいです。

楽天・バンガード・ファンドに関してはこちらもご覧ください。

これから投資を始めてみようかなと思った方は、ぜひ以下記事もご覧ください。

基本的な資産形成の知識を身につけることが出来ます。

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