楽天・全米株式インデックス・ファンド第2期運用報告書│実質コストは0.231%と安心できる結果です

楽天VTI第2期運用報告書 投資信託
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シオイ(@shioi401shioi)です。
楽天・全米株式インデックス・ファンド(以下、楽天VTI)の運用報告書も楽天バンガードHEADSから2019年9月13日に公表されました。

https://community.rakuten-toushin.net/article006/

楽天・全世界株式インデックス・ファンドの実質コストはようやく落ち着いてきましたが、楽天VTIはどうだったのでしょうか?
実質コスト含め運用報告書を見ていきたいと思います。

楽天・全世界株式インデックス・ファンド(以下、楽天VT)の運用報告書についてはこちらをご覧ください。

楽天・全世界株式インデックス・ファンド第2期運用報告書│実質コストは0.307%と安定してきました!
シオイ(@shioi401shioi)です。楽天・全世界株式インデックス・ファンド(以下、楽天VT)の第2期運用報告書が2019年9月13日に楽天バンガードHEASDより公表されました。結論から言うと4半期ごとのコストの進捗状況の見通しの通...
スポンサーリンク

実質コストは0.231%と安定してきました

まずは気になる実質コストから見ていきます。
楽天VTI第2期運用報告書1万口当たりの費用明細
今回はと1年間の決算なので補正はありません。

ただし上記コスト0.191%にETFの経費0.04%を加えた0.231%実質コストです。

第1期運用報告書の実質コスト:0.311%から0.08%低下して、楽天バンガードHEADSで定期的に情報開示があったとおりの実質コストで落ち着いたといったところですね。

新サイト「楽天バンガードHEADS」にて楽天バンガードシリーズの9ヶ月経過時点のコストが発表されました。
シオイ(@shioi401shioi)です。楽天投信投信顧問より楽天バンガードシリーズの用報告書「1万口当たりの費用明細」の経過についてプレスリリースが2019年5月9日にされました。運用報告書「1万口当たりの費用明細」の経過について楽天・...

マザーファンドも含め新規設定した場合はある程度運用が安定するまではコストがかかってしまうものなのかもしれません。

これで来期以降も安定した運用が見込まれますので、安心して購入できる商品になります。

スポンサーリンク

分配金について

分配金は出ません。
留保益は、元本と同様の運用を行なっていきます。
楽天VTI第2期運用報告書_分配金

スポンサーリンク

基準価額と資産規模について

純資産は順調に増えており、484.95億となっています。
基準価額は、11,566円となりました。
楽天VTI第2期運用報告書_基準価額等の推移

ベンチマークとの乖離では、ベンチマークが4.1%に対して楽天VTIは3.6%と0.5%のマイナスです。
楽天VTI第2期運用報告書_5年間の基準価額の推移

楽天VTI第2期運用報告書_ベンチマークとの差異

ベンチマークとの差異の主な要因は、以下の通りです。
・マザーファンドにおける継続的な資金流出入に伴う投資先ETFの売買執行コストの積み重なり
・投資先ETFからの分配金の課税
・当ファンドにおける信託報酬等

楽天VTと違って分売金の3重課税の懸念はありませんし、許容範囲内の乖離です。

スポンサーリンク

実質コストも安定して、安心して購入できるファンドです

第2期運用報告書でようやく実質コストも落ち着いてきました。

以降は運用も安定していると思われるので安心して購入できるファンドになったと思います。

バンガードのVTIへ投資信託で簡単にアクセスできる点は本商品の魅力です。

ですが強力なライバルが同じバンガードタイアップ商品で登場しています。

その名はSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドです。

楽天VTIと同様にバンガード社のETFのVOOを買い付けるファンドになり、信託報酬はなんと0.0938%(消費税10%時)です!!

SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドが2019年9月26日に設定されます!信託報酬はなんと年率0.09264%(税込)です。
シオイ(@shioi401shioi)です。米国株式のインデックスファンドでは楽天・全米株式・インデックスファンド(以下楽天VTI)やeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)(以下SlimS&P500)が代表的ですが、ここに新たに一...

同一インデックスの商品はないため単純比較はできませんが、かなり強力なライバルになるに違いありません。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)に加えてSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドと強力なライバルがいる中で純資産総額でリードしていますが今後どうなるかは分かりません。

楽天・全世界株式・インデックスファンドと同様にコスト面では見劣りする状況下で勢いを維持できるのか?

それとも盤石な基盤を確固たるものとするためにコストにメスをいれていくのか今後の動向に注目していきたいと思います。

ボクはつみたてNISAで楽天VTIを購入していますが、今後の積立については引き続き楽天VT同様に積立を継続していきます。

引き続き第3期運用報告書での動向もチェックしていきます。

 

楽天・バンガード・ファンドに関してはこちらもご覧ください。

これから投資を始めてみようかなと思った方は、ぜひ以下記事もご覧ください。

基本的な資産形成の知識を身につけることが出来ます。

 

スポンサーリンク
投資信託
お役に立てたら応援、シェアしていただけると嬉しいです!!
スポンサーリンク

コメント