シオイ(@shioi401shioi)です。
Wakabaさんのツイートで気になる記事がありました。
金融庁の資料とは違うご意見みたい
人気の『つみたてNISA』を今、始めるべきではないワケ(ファイナンシャルフィールド) – Yahoo!ニュース https://t.co/YefunyULxa @YahooNewsTopics
— Wakaba🍀FIRE (@ER_Jun2017) 2018年8月22日
果たして本当にそうなのか?
結論から言えばそんな訳ありません。
ではいつがベストなタイミングなのか気になっているあなたに教えます。
つみたてNISAを始めるベストなタイミングはいつか?
先に結論から言ってしまいます。
やりたいと思ったら今すぐ始めてください。
以上です。
早速始めようと思ったあなた、この先は読まずにつみたてNISAの開設手続きを進めてください。
まだ腹落ちしていないあなたはもう少しお付き合いくださいね。
なぜ今すぐなのか?
ではどうして今すぐ始めるべきなのか、その理由は以下3点あります。
つみたてNISAは2037年までの制度
つみたてNISAの利用期間は現時点で2018年~2037年までとなっています。
2019年から始めた場合、利用期間は20年ではなく19年になってしまうのです。
始めようと思ったらすぐにでも始めないと利用期間が短くなり、非課税枠が減ってしまうのです。
株式相場のタイミングを狙うことは難しいというか出来ない
株式投資の基本は安く買って高く売るですが、タイミングを狙えるかというと非常に難しいです。
yahooニュースの記事では今は株価が高い状況にあるので、株価の下がり始めや大きく下がったところで始めるのがいいと書いていますが、それが出来るのであればみんなつみたてNISAなどやらずに一般NISAや個別株売買をやっています。
シオイ自身も過去個別株を購入した際に、自分ではまだ上昇すると思った買ったものの最高値で購入することになってしまい、その後はズルズル株価が下落して損切をっした痛い経験があります。
なので株価が下がり始めるタイミングを狙うのは非常に難しいです。
敗者のゲームの著者であるチャールズ・エリスもこう言っています。
株価が下がるタイミングを狙っていては時間を味方につけられない
つみたてNISAは20年という非課税期間中にコツコツと積立投資を行い時間を味方につけて複利の力で資産を増やしていく投資方法です。
ところが株価の下がり始めや大きく株価が下落するのを待っていたら味方になるはずの時間を利用することができなくなります。
株価が下落するのをじっと待つくらいなら、すぐにでも始めて時間を一刻も早く味方につけるべきです。
今が本当に株価が高い状況なのか?
そして過去の経験則から今時点が株価が高い水準にあると思われても数年もしくは10年後にはあの時はまだ割安だったということもあります。
以下はS&P500指数の1981年~2018年の推移です。
2014年時点で株価が高いなと思って様子を伺っていた人は、その後も株価が上昇し続けたため手が出せずに投資機会を失っています。
結果論でしかありませんが、タイミングを計るあまりに一歩踏み出せずにいる損失の方がもったいないということになります。
株価が高い状況で始めて問題はあるのか?
確かにドルコスト平均法は、ずっと株式相場が右肩上がりの場合には一括投資と比較して取得価格も高くなってしまい不利なのは事実です。
ですが、株価は未来永劫右肩上がりに上昇していくものではありません。
必ず下がる局面もやってきます。
ドルコスト平均法では、投資開始後にどれだけ下落して、その後どこまで株価が回復するのかが重要になります。
今、株価が高いかどうかはあまり関係ありません。
また少しでも長く市場に参加し続けて、チャールズ・エリスが敗者のゲームの中で述べた有名なあの瞬間に居合わせなければなりません。
まとめ │ つみたてNISAを始めるなら今すぐにです!
つみたてNISAを始めるなら今すぐに始めるべきです。
その理由は以下3つになります。
・つみたてNISAは現時点で2018年~2037年の制度であり、始めるのが遅くなればなるほど非課税枠が減ってしまう。
・タイミングを狙って投資することは難しい。タイミングを待つくらいならさっさと始めてその分の時間を運用に回したほうがいい。
・株価が高いかどうかは関係ない。「稲妻が輝く瞬間」に市場に居合わせるよう少しでも早く市場に参加すべき。
一般NISAや個別株売買においてはタイミングも重要になってきますが、つみたてNISAは積立投資による長期保有を前提とした制度です。
なのでタイミングを狙う必要はありません。
大事なのは、
すぐに始めること
と
購入したら購入したことすら忘れてしまうこと
です!!
資産運用の基本を知りたい、書籍で学びたい方はこちらの記事もご覧ください。
コメント