シオイ(@shioi401shioi)です。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(以下、楽天VT)の2019年1月の月次レポートが公表されました。
やはりベンチマークとの乖離がどうなっているのか気になるところです。
それでは確認してみたいと思います。
基準価額および純資産総額の推移について
まずは基準価額と純資産総額です。
1月は12月の下落影響もだいぶ回復してきたことから基準価額も純資産総額も前月比でプラスとなりました。
しばらく安値で買い付けられるかなと思っていましたが、なかなかそうはいかないものですね。
純資産総額は前月よりも約22億円アップの173億円となっています。
基準価額も12月の大幅下落から回復してきており、来月あたりには1万円を回復していきそうな勢いです。
ベンチマークとの乖離について
そして1月のベンチマークとの乖離ですが、設定来で1.4ポイントの乖離です。
この乖離についてだけは気になるところです。引き続き状況を見守っていきたいですね。
資産構成について
資産構成は以下の通りです。
VTを購入するというシンプルで分かりやすいファンドです。
ここからはファンドが購入しているVTの12月末時点のレポートになります。
投資銘柄数は8,069銘柄です。
組入地域では前月と変わらずアメリカが5割超を占めています。
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)と比べると国・地域別構成比で中国が上位に入っている点が異なります。
また上位2業種の金融・テクノロジーはeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)と同じです。
銘柄も、ほぼアメリカ企業が上位10銘柄を独占です。
銘柄順位に入替はありますが、銘柄名に変動はほとんどありません。
まとめ
純資産総額が前月から株式市場の回復もあってか増えています。
なかなかベンチマークとの乖離については一度大きく乖離してしまうとなかなかその差が縮まることは難しいところです。
VTを買うのはちょっと難しいそうだし、手間がかかると思っている人にとって投資信託という形で月々少額からでも購入できる点がこの商品の魅力の一つです。
そんな人に楽天VTを持っていれば大丈夫と思ってもらえるよう安定した運用と可能な限り低コスト運用を本家VTに負けず劣らず目指していってもらいたいと思います。
楽天・全世界株式インデックス・ファンドに関してはこちらの記事もご覧ください。
過去の月次レポートはこちらをご覧ください。
資産運用の基本を知りたい、書籍で学びたい方はこちらの記事もご覧ください。
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